rappappanekoのらっぱ日記

あおいのトランペットよもやま話

ミニコラム ティータイム・コーヒーブレイク

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本番が迫っている時期に、何日間かでも、家に篭って音楽を練る時間があるのは、イイもんです♪

もちろんいつもいつも、そうは問屋が下ろさないですがね〜

 

集中できるのは良いことですが、ついつい入り込んで、体も気持ちも固まりがち。

そんな時のティータイムは、意外に大事です。
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寒い時期は温まるし、熱い時期は水分補給になるし。

教室で教える仕事の時も、ある程度心身に負荷をかけたな、というタイミングでブレイクをとるようにしています。

そもそもトランペットって、何時間も吹き続けられる楽器じゃない…

 

ちょっと美味しい紅茶もですが、コーヒーも出来ればその場でドリップすると良い香りで気分もリフレッシュできます。

一人で楽しむのも贅沢なひととき♪

 

幸い、自宅も実家のレッスン室も、大阪のレッスン会場も、ドリンクタイムには最適な環境です。ラッキー♪

ちょこっとおしゃべりと音楽談義もまた楽し♪

 

去年ニューオーリンズで買って来た、カフェ・デュ・モンドのチコリ入りコーヒー。今時珍しく、缶切りで開ける方式!
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残り少ない…

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チコリ入りコーヒーはちょっとクセのある苦味があるので、カフェオレがお薦め。

 

 


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向こうでベニエミックスも仕入れてきて、ずいぶんストックで熟成させてしまった‼︎ので、これも仕事の合間の気分転換で、おやつに作ってみました。

ベニエについては話すと長くなるので、また後日。

今度のライブやセッションにも差し入れしようかな〜

ミニコラム お気に入りカフェ

今月は年の初めということでお伊勢さんに。

家族と、ミュージシャン友人と一緒に、リラックス旅。温泉とパワースポットに癒されて、心身すっきりリフレッシュ。

年末年始にちょっと澱んで濁っていた頭と気持ちも、クリアになった気がします。

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道開きの「猿田彦神社」境内には、芸能の神様も。天岩戸伝説では音楽は重要ファクター。「佐瑠女(さるめ)神社」は、天岩戸(あまのいわと)の前で踊って天照大神(アマテラスオオミカミ)を中から引き出した、天宇受売命(アメノウズメノミコト)を祀っているのだけど…

佐瑠女(さるめ)→サロメSalome「7つのヴェールの踊り」の連想が働くのは私だけ?

前者は日本神話の、後者は旧約聖書の、両方とも現代のストリップティーズの源流と言われてる。偶然にしては出来すぎな…※後述

 

 

半年前にも参ってますね。

生活の地が変わってからここ5、6年、年に1〜2回お伊勢参りに行くようになりました。

 

rappappaneko.hatenablog.com

 

 

 

で、前回今回は時間の関係もあって訪ねませんでしたが、お気に入りの珈琲屋さんが、伊勢神宮内宮の門前通りにあるんですよね。※写真は以前に訪ねた時のもの。

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おお〜、バンジョーのレコードやん!

 

こういうちょっとした音楽に関係した小物が置いてあると、印象に残って親しみを覚えますね。嬉しくなっちゃう♪

もしかしたら、らっぱ関係のレコードもあるかも…とは思いましたが、さすがに中まで全部を見せていただくのは遠慮いたしました…。

次回のお伊勢参りでは、ここのコーヒーいただきたいな〜!

 

 


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今回はコーヒーではなく、赤福本店でティータイム。

今回一緒にお伊勢参りした友人とは、実はこの伊勢名物の赤福の写真がアップされたインスタグラムが縁で、付き合いが深くなりました。そう思うと、この友人の人生初のお伊勢参りで一緒に赤福を食べる…縁とは本当に異なもの味なもの、What A Difference A Day Made♪

 

※What A Difference A Day Made…昨年ご一緒したボーカリストの方の、送っていただいたCDに入っていて、改めてエエ曲や〜と思いました。邦題「縁は異なもの」、私は昔にラテンバンドでこの曲をやっていて、Cuando Vuelva A Tu Ladoのスペイン語タイトルで頭に入っておりました。ラテンバージョンもめっちゃ良い!

 

※ストリップティーズと言えば…若い駆け出しの頃、とあるアマチュアバンドで、いわゆる“クラブ”ってゆうところで演奏してたことがありまして。(音楽に対して真面目ではあったけど、夜中のスタジオ練習とか本番演奏とか、免疫ついたのはこの頃の経験があったから)京都でも有名なクラブで、ストリップのおねえさんのバックバンドみたいなことも、やってました。なかなか出来ない経験でしたね。スゴいプロ根性の塊やったおねえさん、どうしてはるんかな〜…優しい方でした。思い出話。

選曲中♪

来月のコンサートの選曲中。

古いジャズやスタンダードジャズも入れるけど、クラシック音楽のフィールドということで、クラシックとジャズの移行期の音楽を、ということでラグタイムを。

 

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ずーっと前に買った輸入楽譜、ついに日の目を見ることになるか。

スコット・ジョプリンで誰もが知る曲って言ったら、The Entertainer かなやっぱり…

 

ところでこの譜面集、トランペットでやっても難しいと思うんだけど、トロンボーンでやるとかなり超絶の部類になる。音カズが多いこと多いこと‼︎ そもそもメロディを金管楽器でやって、ラグタイムらしさを出すって、なあ〜…

 

せっかくの機会なので、がんばります♪♪♪

 

 

 

そのコンサートはこちら。実質的地元デビュー。うちから徒歩15分、自宅から一番近い演奏現場の記録更新(たぶん今までの記録は、実家から自転車15分の距離)↓

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Facebook情報は↓

https://facebook.com/events/s/%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%A1%E3%81%AE%E9%87%8C%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AFin%E4%B8%80%E4%BC%91%E5%AF%BAvol23/398558907618242/?ti=icl

企画紹介 京都七条トラッドジャズ ライブ

6年目に突入した、私のライフワークのライブシリーズです♪

お客様方、出演者の方々、会場さまスタッフさんたち、皆さまに感謝申し上げます♪ 素晴らしいコンサートが成立するのは、いつも皆さんの力があってのことと、心から感じています。皆さんのライブに向かうお気持ち、本当に嬉しく有り難いです!

 

 

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おかげさまで、現在はレギュラー出演バンドさん2バンドで盛り上げていただいてます。

ゲストミュージシャン方も今までは、関西一円(京都、滋賀、大阪、奈良、兵庫)、東京、そして今週の回はなんといよいよ!北海道からお迎えします。

 

お客様も、もちろん地元の京都の方が多いですが、関西圏のみならず、福井、愛知、三重、広島、東京、と遠くからもおいでいただいています。

 

『京都で、トラディショナルジャズを発信していきます。演る人聴く人、興味ある人、大歓迎です!

We present "traditional jazz " in Kyoto, Japan!』

これからもこれを合言葉に、楽しんでいただけるライブを続けていきたいと、頭の中ではアイデアを色々巡らせる、2020年初めです♪

 

今年前半は、2/1、4/4、6/6のライブ開催が決まっています♪

オールドファッションなジャズの魅力を感じるステージに、ぜひお運び下さい!

 

情報は以下のサイト、お問い合わせはお気軽に↓

https://www.facebook.com/Kyoto7JouTradJazz/

 

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続・マルディグラのこと

前述のマルディグラ・ビーズですが、ネット通販で買っちゃいました♪ 来月のライブに持って行きます。

https://www.instagram.com/p/B7n_e6QJyyM/?igshid=1kd7yp2mls44y

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マルディグラには、テーマカラーがあります。紫・緑・金色の3色で、それぞれ正義・信頼・力を意味しているのだそうです。この3色はニューオーリンズそのものを象徴する色として、お土産やグッズに使われています。ビーズもこの3色のものが多いです。

バランスが良い配色で、かっこいいですね!

 

他にも、楽器をかたどったもの、ニューオーリンズの紋章フルール・ド・リ(ユリの花)が付いているもの、色もいろいろです。私は詳しくないですが、ビーズの人気デザインにも流行り廃りがあるのだそうです。

昔はガラス製の高価なものだったらしいですが、今はご多聞にもれずメイド・イン・チャイナのプラスチック製がほとんど。

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前にもちょっと書いてましたが、これらの写真は、今度のライブ会場に飾ってあるもの。

rappappaneko.hatenablog.com

 

 

 

空港なんかのお土産屋さんにもいっぱい売ってる。

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何でこんなに心惹かれてしまうのか…何かあるんでしょうね〜

嗚呼、いつか行ってみたい、ニューオーリンズマルディグラ!(きっとホテルが高いだろうなぁ〜…)

そしてまた、ジャズ三昧したい♪

 

 

 

 

↓そんなお祭りの雰囲気を味わえる?!ジャズライブのお知らせです♪ ディキシーランドジャズやニューオーリンズジャズなど、ジャズ発祥の地にちなんだジャズをお楽しみいただけます。セッションタイムもありです!

ご来場の方には、マルディグラ・ビーズを進呈!いたします。投げませんけどね〜f:id:rappappaneko:20200123024258p:image

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

マルディグラ ジャズ・パーティー

Mardi Gras jazz party!

“みんなで一緒に楽しもう!”

ニューオーリンズのお祭り マルディグラのシーズンです♪”

 


2020年2/2日曜 13:00スタート

 


大阪難波MUSICRAFT ミュージックラフト

大阪市中央区難波千日前6-5 音楽ビル2F

各線難波駅又は日本橋駅下車徒歩8分)


チャージ ¥1500- +1ドリンク¥500-~


ジェニー藤田とディキシーバード[from 札幌]

with 葛西さくら

セブンス・ストリート・セレネーダーズ

(ディキシーバード)

石原寛也:トランペット

桂木智香子:クラリネット

安田和美:トロンボーン/ボーカル

Jennie藤田:ドラム/リーダー

葛西さくら:クラリネット(ゲスト)

(セレネーダーズ)

佐藤大輔クラリネット/ソプラノサックス

松原あおい:コルネット

笹川智弥:ギター/バンジョー

杉美奈子:ボーカル

早川輝瑛:ウッドベース(サポート)

 


ライブに関するお問い合わせは(松原)までお気軽にどうぞ!↓

電話 090-7360-7609

メール rappaneko@icloud.com

イベントのより詳しい情報は「マルディグラジャズパーティー」やミュージシャン名をインターネット検索して下さい

 


Facebookイベントは↓


https://facebook.com/events/s/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%A9-%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC-mardi-gras-jaz/1203203070068110/?ti=icl

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ミニコラム 思い出の一枚

お題「思い出の一枚」

 

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2006年にオランダのブレダ・ジャズ・フェスティバルに行った時、友人のポールのお家に招かれてランチ、みんなでセッションした時の写真です。※加工あり。

Paul Habrakenさんはジャズチューバ奏者、神戸ジャズストリートで知り合って以来、仲良くしてもらっています。今もSNS通じて、アドバイスもらったり励まされたり♪

そう言えばポールは電車マニア、おうちの屋根裏部屋が一面線路を敷いた鉄道模型の部屋になるのを、見せてもらったっけ。

オランダのアムステルダムは、家一軒ずつの間口が狭い。ただ、同じく間口が狭い京都の“鰻の寝床”が奥へ伸びて長いのと違い、縦に長い!一軒家の4〜5階建て+屋根裏部屋は当たり前。観光で見たアンネ・フランクの家も縦長でしたね。

 

そして、

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こんな頃もありました♪

マルディグラのこと

古いジャズが好きで、そのルーツであるニューオーリンズに惹かれ、去年に私としては2回目となるニューオーリンズへの旅を実現させていただいたわけですが。

 

ニューオーリンズの風土の中で、私が心惹かれているもののひとつに「マルディグラ」があります。

簡単に説明すると、Mardi Gras はフランス語で“肥沃な火曜日”の意味、英語ではFat Tuesdayなどと言うそうです。

 

キリスト教の祝祭日である復活祭イースター(キリストが十字架に張り付けにされて亡くなった3日後に蘇ったことを祝う)の前に、46日間のレントという断食(実際には食事の節制)の期間があります。

断食に入る前に、飲み食いを含めて大いに楽しもう!という趣旨のお祭りが、謝肉祭(カーニバル)と呼ばれるもの。その謝肉祭の最後の日が、マルディグラというわけです。

復活祭自体が、毎年異なる春分の日と満月の関係から決定されるので、移動祝祭日。当然、マルディグラ・デイも毎年移動します。

ちなみに今年2020年は、2/25がマルディグラです。

※宗派や地域によって、細かい差異はあるようです。ここではあくまで概説です。

 

ニューオーリンズ・ジャズの曲には、「マルディグラ」を歌ったもの、テーマにしたものがあります。

While We Danced At The Mardi Gras (Dancing At The Mardi Gras)

Go To The Mardi Gras (Mardi Gras In New Orleans)

Mardi Gras Mambo

などなど。

私のイメージですが、どれもトランペットかサックスでリードするのがぴったりな気が。パレード向きなんですね♪

 

そう、マルディグラの期間中にはパレードが開催されて、フロート(山車)からカラフルなキラキラしたビーズのネックレスが投げられるんですよね。

(日本では某テーマパークで、同じような演出のパレードがあったような…ただし何故かハロウィンのイベントでしたけど!)

私がニューオーリンズに行ったのは2回とも4月で、マルディグラは終わってしまった後なんですが、あちこちに掃除を免れたビーズが落ちてました。庭の木や家を囲む柵に引っ掛かったキラキラを、わざとそのままにして飾ってるような感じもいっぱい見ました。お祭りの名残りが、何とも言えずムードがあると思うのは私だけ?

というか、夜のバーボン・ストリート(ニューオーリンズ一番の賑やかな通り)を歩いていると、建物の2階から誰かがビーズを投げてくるんです!

キャッチしたビーズを、自分のお土産に持って帰ってきましたよ〜↓

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↓夜のバーボン・ストリート。よく見ると、道を横切って建物をつないでいるロープに、ビーズがいっぱい引っ掛かっているのが見えます‼︎
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せっかくのマルディグラのシーズン到来!(日本で勝手に私が言ってるだけなのだけど)、ちょっとマルディグラについて、調べたり読んだりしてみようと思います♪

 

 

余談。

過去記事ではきちんと書いていなかったかもですが…去年のニューオーリンズツアーへは、とあるプロジェクトに呼んでいただくことで参加することができました。

トラッドジャズが好きで、そのより良い演奏を志し活動するミュージシャンを、ピックアップしてニューオーリンズの「フレンチ・クォーター・フェスティバル」に派遣する、という素晴らしいコンセプト!

ツアーのコーディネートに様々な準備、そして何より費用の面で全面的にサポートをいただき、本当に恵まれたチャンスを頂戴いたしました。

今更ながら昨年の自分の演奏活動を思い返しながら、心からの感謝の気持ちを感じています。

そのご縁・ご恩に報いるには、これからも日々を大切に、真摯に音楽に取り組んで、演奏活動を通して人と人を繋ぐような、それを続けていくしかないと強く感じています。

この想いが、届くと良いな…

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↑去年のプリザベーション・ホールでのお土産、缶バッジ。プリザベーションホールで売ってるCD類は、1回目行った時に端から端まで大人買いしたので、去年はここでは特に買いたいものが見当たらず。

このニューオーリンズ・ジャズの殿堂では、本当に素晴らしい演奏を聴きました。Rickie Monie リッキー・モニーさんのピアノソロでの賛美歌His Eye Is On The Sparrowには、心奪われました。コンチェルトのよう、ひたすら美しく!

 

↓来月2/1&2/2には、マルディグラに因んだライブをふたつ。我ながら大胆な企画だな〜
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ミニコラム 猫のパレード

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可愛すぎて、友人に差し上げる前に写真撮ってしまった…(インスタにも既出)

 

らっぱ、太鼓、シンバルの楽団の行進♪

何故か、グランドマーシャル(パレードの先頭で指揮する人)より前にらっぱが居るのが、気になりますが。

思わぬところにニニ・ロッソ

去年の夏〜秋の繁忙期は、ブログのネタをメモしつつ、過ごしておりました。それが今、炸裂しております。

 

仕事の合間に(私自身というよりは家人のお気に入りが多い)録り貯めたテレビ番組の再生を観るのは、良い息抜きです。

(私自身は語学向上のために、海外ドラマを字幕原語版で録ってあるのを観たいのですが、そうなると勉強になっちゃって、息抜きにはならない。)

 

何の因果か、何故か、私好みの古いジャズ曲が、BGMで流れる番組が多く。

「酒場放浪記」(このオープニングテーマは、シドニー・べシェのEgyptian Fantasy。この録音は現代のミュージシャンみたいです。実際に自分で演奏するとなかなかの難曲です。どうもキマラナイ)

町中華でやろうぜ」(ここで流れる曲は、知ってるような知らないような。誰か教えて〜)

 

そして「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」!

このオープニングが、オケをバックに朗々とトランペット で奏される「エターナリー」。チャールズ・チャップリンの映画「ライムライト」のテーマ曲で、作曲もチャップリンの手によるもの。

チャップリンチェリストを目指したこともある音楽家でもあり。左利きでチェロを弾くのに不利で、弦を左右逆に張って弓を左手に持ち替えたりしたけれど、最終的には断念した、というエピソードを聞いたことがあります。)

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これは年末特番バージョンの映像。

通常版はこれ。
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このトランペットがまた、エエ音してるんです!めちゃくちゃカッコいい。聴いてたぶんニニ・ロッソやろうな〜と思って調べたら、やっぱりそうだった。唯一無二のサウンドです。

エターナリーってメロディ吹いてみたら、なんかところどころ、私にとっては違和感のあるフレーズがあるんですが、ニニ・ロッソの手にかかれば、ただただ美しい。

 

ムード音楽の帝王、生前は日本へも必ず毎年ツアーに来ていた印象のニニ・ロッソですが、キャリアの最初は、なんとディキシーランドジャズのプレイヤーだったとか。その時期の録音があるなら聴いてみたいですね。どうしても有名なのは「夜空のトランペット 」、私もリクエストで何度も吹いたし、生徒さんのレッスンでもやりました。

(某落語家さんがエッセイで

“西洋でクリスマスゆうたら家族で過ごすもんやのに、その年末に独り極東の島国へ飛んで来て、らっぱ吹いてしこたま稼いで帰る、それがニニ・ロッソいうらっぱ吹きで”

と毒づいてた覚えが。)

(うちの音楽家でない家人は、

ニニ・ロッソゆうたらアレやろ、通販の帝王”

などと失礼発言を。)

 

ついでに以下、最近確認できた、迷宮グルメ番組中で使われている、トラッドジャズ曲。エエ曲ばっかりや〜♡

St. James Infirmary ピアノでおしゃれアレンジ

Si Tu Vois Ma Mere これもべシェ

Jazz Me Blues 

West End Blues らっぱ吹きなら死ぬまでに一度は吹きたい

Egyptian Fantasy 上記参照。ただしこれも違うバージョン。

Summertime チューバでテーマ演ってるのが素敵

If I Could Be With You ギターバージョンとサックスバージョンがあるのを確認

Body And Soul トラッドではあまりやらない曲なので、一瞬何かわからなかった…

 

 

以下、余談めいたネタですが、一応らっぱ関係。

ルイ・アームストロングの代表的な曲に、「Cornet Chop Suey」というのがあります。発音は、コルネット・チョプスイ、とか、チャプスイ、とか、チョップスーイ、とかなんとか。

Cornet は楽器名コルネットですね。

Chop Sueyが何かと言いますと、煮物料理でご飯が入っている、雑炊みたいな?炒飯みたいな?

中国語では 炒雜碎(チャーウチャプスイ) と言うそうです(トラッドジャズ仲間に教えてもらった)。

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で、そのチャプスイ、迷宮グルメに出てきてます!

番組ナビゲーターのヒロシさんが指差す、そのすぐ上に〜〜〜!

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65番がCHOP SUEY

 

残念ながら、この時はご注文されませんでしたが…メニュー写真で見る限りは、ご飯にとろみのある煮物が添えられたもの。丼とかシチューライスみたいな?

ただ、世界中にチャイナタウンがある中華系民族が、世界中にもたらしたポピュラーフード、各地で独自の発展を遂げていてもおかしくありません。(ちなみにこの番組中の食堂は、フィリピンです。)

 

Cornet Chop Sueyは、それこそ私も10年以上にわたって取り組んでいる曲ですが、なかなか納得いくところまでいきませんね。楽しいけど好敵手。

この曲についてもマニアックな一家言ございますが、またそれは別の機会に。

ミニコラム 古都の楽団

今から約5年半ほど前に、京都市内から府南部のとある市へ移り住んだわけですけれど、地理的に近くなった奈良の寺社仏閣を観に、よくウォーキングがてら訪ねるようになりました。

京都市内では、世界遺産に囲まれて暮らしていましたが、奈良は奈良で独特の趣があって美しい…悠久の時を感じます。

 

これはその、あまりに有名な東大寺大仏殿の前。去年の秋頃だったと思います。

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お寺に詳しくないのでよくわからないのですが、これは灯籠でしょうか。

六面のうち三面に、仏様の楽団が。

 


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これは横笛。


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縦笛もあります。でもきっと…らっぱ系ではない気がする。残念ながら。


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これは暗めに写っていてわかりにくいですが、小さいシンバルのような打楽器みたいです。

 

 

こういう日本の和楽器、おそらく奈良時代は大陸から仏教と一緒に渡ってきたであろう民族楽器も、詳しく見ていくと面白いでしょうね!

アジアには、いわゆる現在の西洋楽器で言う金管楽器(唇を振動させて吹く楽器)の系統は、螺貝くらいかな、と思うのですが、どうでしょうか。

 

 

もちろん本殿もお参りしました。荘厳です。
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