「京都七条トラッドジャズ」というイベントを3年前の夏から続けています。
それまで、私が生まれ育った地元京都で、私自身がライフワークと思っているトラディショナルジャズという音楽の魅力を、生演奏で楽しんでいただけるような時間を持ちたいと、心のどこかで思っていました。
仕事で演っていたディキシーのバンドを一区切りつけ、ジャズの生まれ故郷ニューオーリンズでのフェスティバルに参加する機会を得たのが、今から6年半前。
未だ未だながら、この自分の経験を生かして何かできないかと考えていました。
いろいろなプロセスがあって、地元で協力してくれる方もあって、形になったイベントのシリーズです。
基本は二ヶ月に一度のライブで、レギュラー出演の関西のバンド(私もメンバーとして参加)に加えて、可能な限りゲストプレイヤーに入っていただいたり、ゲストバンドにタイバン形式で出演していただいています。
また、定例イベントライブ以外に、別会場で特別企画コンサート、クリニックなどを開催することもあります。
一応トラディショナル(=トラッド)ジャズということで、古いスタイルのジャズとそれに連なる音楽をラインナップしています。
ニューオーリンズジャズ、ディキシーランドジャズ、スウィングジャズ、ゴスペル、ブルース、ラグタイムなどなど…普段馴染みがないように思うジャンルかもしれませんが、聴いていただくと親しみが湧くような古き良き時代のジャズ、といった趣向です。
演奏者もアマチュアのみならず時にはプロフェッショナルプレイヤーも招き、楽器編成もバラエティー豊かで、飽きずに聴いていただけるステージングを心掛けています。
トランペット、コルネット、クラリネット、ソプラノ・アルト・テナー各種サックス、トロンボーン、アコースティックギター、バンジョー、ウッドベース、チューバ、ピアノ、ウォッシュボード、ドラム、そしてボーカル。。。
ミュージシャンも関西のみならず、東京方面からお呼びすることもあります。セッションに参加していただくお客様も含めるとずいぶん遠方からの方もいらっしゃいます。
福井、広島、宮崎から、旅行や帰郷を兼ねて訪ねてくださる方も。
こうなってくるとSNSでの情報発信・受信は重要になってきますね!実際Facebookやブログなどで繋がったご縁で来て下さる方もおられます。
振り返ってみると、音楽的な経歴も様々なオーディエンスやミュージシャンが老若男女、「トラッドジャズをライブ(生演奏)で楽しむ」という一点で繋がって拡がって、という私の目指すところが、少しずつですが実現してきていて、嬉しい限りです。
これまでも試みてはきましたが、各回のライブやコンサートあるいはステージで、テーマ性を持った選曲でプログラムを組んだり、より魅力的な企画にしていきたいです。
思いついたアイデアをメモって練ったりするのは、楽しくやり甲斐のある作業です。
京都地元の方、関西圏の方はもちろん、観光や旅行で京都にいらっしゃる方々、皆さんに気軽に来ていただける楽しいイベントを通して、生演奏の楽しみ、トラッドジャズの魅力をもっと発信していきたいです。
興味をお持ちの方は是非、お気軽にご来場いただければ幸いです。
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