今週のお題「わたしの好きな歌」
My Bucket’s Got A Hole In It
♪おいらのバケツに穴あいちゃったよ〜、だからビールが買えないよ〜♪ と歌う私。
先日の、新しくオープンしたホテルラウンジでの演奏のワンシーンです。
(私が歌えるレパートリーは限られていて…もっと増やしたい!
ちなみにこの日は、私以外に2人歌いました。突然予告無しに歌い出しても怒られないのが、トラッドジャズのいいところ!)
自分のバケツで買いに行くってことは、ビールの量り売り、みたいなことなんでしょうね。
I can’t buy no beer.
1つの文の中に、否定を表す単語not とno を2つ使うことは、学校で習う英文法では×。自然な英語という観点はさておき、not を取るか、no をany に替えるか、が正しい。
しかししかし!アメリカ南部の黒人英語に於いては、二重否定は、特徴的な方言なのだ、と何かで読んだ覚えがあります。
マーガレット・ミッチェルの小説「風と共に去りぬ」の日本語訳では、このあたりの訛り加減が、苦肉の策っていう感じになっていたのを思い出します。
ニューオーリンズジャズの曲名や歌詞は、訛りやスラングの宝庫ですね〜。面白い!
私の数少ない歌のレパートリーの中で十八番(?!)と言えるのが、Big Butter And Egg Manというやつ。直訳するとわけわかりませんが、要はその昔のこと、♪毎日卵とバターをたっぷり食べさせてくれるリッチな彼が欲しいワ♪ということ!
この私のリーダーバンド「サンシャイン・ジャズ・トリオ」(この時はカルテット編成でしたが)の情報は↓
https://www.facebook.com/sunshinejazztrio/
8月は次々と本番控えております。
演奏依頼も絶賛受付中!