rappappanekoのらっぱ日記

あおいのトランペットよもやま話

ミニコラム 空港ピアノ・駅ピアノ

テレビでやってる、駅ピアノ、空港ピアノのシリーズが大好きで!

鉄道の駅舎や空の玄関口は、人々の人生が交錯するところ。音楽を通してみると、人間の営みが愛おしく思えてくるから不思議です。

単純に旅番組としても、面白いんですけどね。

 

私が知るだけでも、さる大御所トラッドジャズミュージシャンがヨーロッパツアーの合間に駅ピアノ弾いてらしたり、私のライブに来てくださるお客様が駅ピアノデビューされてたり、ラグタイム愛好家さんたちがストリートピアノ設置運動されてたり…街に音楽が溢れるってイイですね〜♪

 

 

 

ニューオーリンズルイ・アームストロング国際空港にも、ピアノが置いてありました。それもまあ結構大きなステージ風に作ってあったので、誰でも弾けます、というよりは本格的な演奏会ができそうな。誰も弾いてないし、弾こうともしない感じだったのが残念。

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その横のサッチモ先生と記念撮影♪
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この後この空港は確か、新しいウイングもできてリニューアルオープンしたはず。

またこの目で見る日は来るのかな。

音楽図書紹介 楽器図鑑編

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浜松の楽器博物館で、記念として購入。

 


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売れ残った本のセールの山から発掘。

こんな面白そうな本なのに〜

 


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心惹かれて買ったんだけど、どうやらテイラー・トランペットという、一風変わった、ちょっと変な曲がり方してたり変なパーツがついてたりする、そんなトランペットメーカーの創業者が出してる本だった。

前半のビンテージ楽器コレクションの写真が、垂涎。後半は、楽器工房で本格的にやるようなメンテナンスとかについてなので、マニアック!

ステージの演出①

ライブのシリーズを主催するようになって、演奏そのものだけではなく、“演出”ということを考えるようになりました。

その空間と時間を、その場にいる人みんなが一緒に感じて、その世界観を楽しめるような…。

プログラム(テーマ性やウィット(洒落)に富んだ曲目や曲順)、休憩含めて時間配分、ステージ進行やMCの内容、服装や衣装…

 

ゲストとして演奏にシットインしてくれた友人が、アドバイスしてくれました。

“ハレ”と“ケ”でいうとハレの方、普段の生活を離れた非日常を楽しんでもらう演出を。

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ホンモノの蝋燭が良いんだろうけど、安全上の問題もあるので、フェイクで。電池式だけどちゃんとゆらゆら揺れる発光になっています。

グラスも、やはり破損や怪我の心配があるので、プラスティック製なんだけど、質感悪くない。

最近の100均は凄いです!

 

ジャズのライブはクラシックのコンサートとは違って、飲食やお喋り、演奏中の入退室も自由なことが多く、“惹きつける力”が試されます。掛け声や手拍子、プレイ中の拍手など反応もダイレクトなので、集中力も必要!

経験値はアップしていくけれど、悪い意味での“慣れ”に陥らないように、常にフレッシュでいたいもんです。

 

先日のニューオーリンズマルディグラをテーマにしたライブでは、たまたまライブ会場がトラッドジャズの雰囲気を好む人たちの集まる場所だったので、いつも飾ってあるビーズ飾りをお借りすることができました。
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それをこんな風にあちこちにランダムに掛けて、お祭りで投げて撒かれたビーズが引っかかってる風にしてみたのだけれど…あんまり気づかれてなかったかも?自己満足〜
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これもちょっと書いてましたが、お客様にも雰囲気を楽しんでいただきたく、マルディグラビーズの首飾りを、買って用意していたんですが…2日連続で満員御礼だったため、最後にちょっとだけ数が足りなくなってしまいました。

ごめんなさい!
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ミニコラム 平和が一番

ありがたいことに、思いがけないところからお声をかけていただいて、演奏の予定が増えている今日この頃なのですが、ジャンル違い、異種格闘技戦も多く、必然的に選曲が複雑に…嬉しい悲鳴♪

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ある一冊のトランペットのための楽譜集。スタンダードジャズやムード音楽、映画音楽がメイン。

 

ふと気がついたのは…この表紙。ニューヨークの夜景(やっぱりジャズって、夜のニューヨークのイメージ?)。

確実に、2001年9月11日より前に撮影されたもの。そう、9.11のテロ、世界貿易センターのツインタワービル…

 

私はあの時、家族とテレビの前で、ニュース番組を観ている時間で、速報の生放送を観ていて、文字通り声も出ないくらいショックでした。

その後、アメリカ旅行でニューヨークへも行って、工事中の跡地“グラウンド・ゼロ”も見ることになるのですが。

 

平和であってこその音楽。

音楽をやることが、お互いの共感を生んで、心の交流になって、理解と平和が広がれば良い。

そんなことも、頭をよぎったのでした。

 

 

。。。ふと気がつけば、このらっぱブログを始めて丸4年が経ち、いつのまにか5年目に突入しておりました。

これからもどうぞよろしく、お付き合い下さいませ♪

ミニコラム らっぱ…チューバ?トロンボーン?

年末に実家で家族に見せてもらった、とある演奏会のパンフレット。クラシックのコンサートに行ったのだそう。

モーツァルト作曲のレクイエム(鎮魂ミサ曲)。俗に言う“モツレク”ゆうやつですな。

 

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ん?第3曲…ラテン語で「らっぱ」は「Tubaチューバ」ですか〜。語源的には、管→チューブtube→チューバtuba だから、管楽器全般の呼称としては間違ってない。
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曲目解説を見ると、トロンボーン。。。西洋音楽史的に言うと、確かにヨーロッパ初期の音楽は教会で奏せられることで発展したし、ことトロンボーンが“天使が吹く金管楽器”として大活躍したそうな。

(前ミニコラムにも触れましたが、バルブシステム以前の金管楽器族は、基本的に管に直接穴を開けて音の高低を操作するという、まあかなり雑な音程感。スライドで操作するトロンボーンのみが唯一、教会で珍重されたのもうなずける話で。

ただしおそらく、時代的にはサクバットというトロンボーンの前身楽器、それも調性は(現代のBb管主体ではなく)Eb管とかだった可能性もある。モツレクの総譜は未見なので、正確なところわかりませんが。)

 

それにしても、ややこしや〜♪

ミニコラム 古楽器とは

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これまで何度もこのブログにも登場してきた愛用のコルネット

こだわりのロングタイプです。バックの新品で買って、3年以上になります。

 

この形は今はあまりお目にかかる機会が少ないらしく、実際にお会いした方やSNS上で、少なからず珍しがられます。

(私が知る限り、ヤマハはもう随分前にロングコルネット製造は中止していて、現在カタログにロングコルネットが載っているメーカーはバックのみ確認。

あとはビンテージの中古でしか見たことがない。私が所有しているものも、このバック以外はビンテージものばかり。)

ほぼ、“時代の楽器”の復刻版、といっても良いレベルですね。

 

 

去年にいろいろ縁があって、とあるチェンバロ奏者の方と知り合いになったのですが、その方が主催されているコンサートを聴かせていただきました。
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これは、ビオラ・ダ・ガンバ。

楽譜は博物館級。
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チェンバロ、組み立て式でご自分で運搬可能なのだそうです!
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アイリッシュ・ハープ、半音は(クラシック音楽で使うハープは足元のペダルで操作するのですが)弦一本ずつ上部に付いているレバーで、演奏しながら上げ下げ…演奏されているところを実際に観てみるとすごいです!
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ただしやはり上記の楽器は、全て復刻したものだそうです。

オリジナルの楽器が何百年も使われているのは、バイオリンなどごく一部の楽器、それも保存状態が良いものだけに限られるのでしょう。

 

 

昔の知り合いに、古楽器コルネット…と言ってもツノ型の筒に穴が開いていて指で押さえるやつ!、サクバット…トロンボーンの原型でほぼ現代のトロンボーンと変わらず小型なだけ、リコーダー、打楽器類)でその時代の曲を演奏する活動をしていた方がいました。

何度か演奏会で実際に聴きに行きましたが、音量や音程のコントロールが難しそうです。

やはり楽器って、なるべくして今の形に進化してきた、のでしょうねえ。

 

 

“楽器の街”浜松にある楽器博物館には、2回ほど行きました。
ニューヨークのメトロポリタン美術館の楽器部門も、旅先で時間かけて見学しました

また別の記事でまとめてみたいと思います。

興味は尽きませんね!

ミニコラム 「らっぱ」って漢字で書けますか?

レッスン仕事をしに実家に帰った時のこと。親から突然「らっぱ って漢字で書けるか?」って訊かれました。

なんでも(家族が訪問でリハビリを受けてるのですが)言語療法士さん(だと思う)が、何かで話題にされたのだそう。

 

しばしメモを片手に考えましたが、ダメでした…(ただでも、漢字は弱い。近年はスマホ頼みで、ますます漢字書けなくなってきた自覚あり。)

 

正解は

f:id:rappappaneko:20200124020041j:image答えは下の方に♪

喇叭

 

…私、惜しい!(だいぶ嘘)

「口(くち)」を使うとこしか合ってない〜

 

普段使わないから(負け惜しみ)

「喇叭」より「ラッパ」より、「らっぱ」が可愛くて好きなんだけどな〜(言い訳)

 

らっぱ日記っていうタイトルでブログ書いてるんやから、自分の教室にらっぱ倶楽部って名前つけてるんやから、これくらいは覚えておこう!

ニューオリで購入したCD備忘録2019③

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一番左のは、観光船Natchezの船上のお土産屋さんで買った。(お店のお兄ちゃんの無愛想なこと!忘れられんわ〜。だいたいニューオーリンズの人々は、愛想が良くて親切な人が多いから、よけいに。)

いわゆる船上で演奏してくれるミュージシャンたちの、ライブ録音?のオムニバス音源なのだけど、なかなかに面白い。

ジャケットに細か〜い字で、何十年にもわたる登場ミュージシャンのお名前と楽器が、パーソネルとしていっぱい書いてあるんだけど、今では有名で大活躍しているプレイヤーの名前がいっぱいで、「ああ、若手の頃にこういう観光客相手のお仕事でみんな、修行して上手くなって、活躍するんだな〜」としみじみ。世界中どこでも、音楽家は一緒だなぁ♪

 

真ん中のは、ジャクソン広場で私が飛び入り演奏させてもらったブラスバンドのらっぱのお兄ちゃんから買った(「残り1枚!」というセールストークに負けた…)のだけど、内容を聴くと期待外れ。上手い下手ではなく、私が求めるブラスバンド系のサウンドではなく、なんかどこか“今風”な感じに洗練させようとして、結果、面白くなくダサくなっちゃったというか。

※あくまで個人の感想です。

アンタ、そりゃ〜“らっぱ”じゃなくて“ラッパー”やで、というツッコミが出てくるようなこないような。

 

一番右のは、ロイヤルストリートにあるお菓子屋さんでお土産買ったら、何故か問答無用に買い物袋に突っ込まれていたオマケらしきCD。(思わずレシート確認しちゃったけど、押し売りされたわけじゃなく、本当にオマケだったみたい)せっかくなので聴いてみましたが、アコーディオンとかギター族中心で、まあまあ面白いけどジャズじゃないな〜。

これがアメリカ南部のポピュラーミュージックの一種、ザディコ(ザイディコ)っていうやつなのかも?

フェスティバルでもそれらしきステージも聴いて、嫌いじゃないけど、私はあんまりザディコに関する知識が無いので、わからない…今後要研究ですな。

 

 

この他にも、Tuba Skinny を大人買い!↓

rappappaneko.hatenablog.com

 

ニューオリで購入したCD備忘録2019②

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この PUTUMAYO presents シリーズのCDは、実は日本でも買えると思うんだけど…お土産屋さんで見てるうちに、欲しくなって買ってしまった〜

ジャケ買いの匂いがする!

ニューオリで購入したCD備忘録2019①

そんなこんなで、昨年は人生2回目のニューオーリンズ行きを実現させていただいたわけですが、その時に購入したCDの備忘録をば♪

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Fritzel's European Jazz Barというライブハウス(出演ミュージシャンによるのですが、セッションのシットインがしやすいお店です)の、ハウスバンドの録音を、大人買いしました。

1回目行った時には1枚だけ買ったので、持ってない分を全部!

オーソドックスなオールドジャズのスタイルで、曲目もスタンダード。でもめっちゃ良い!大満足の内容♪

 

1回目行った時ゲットしたCD備忘録↓

rappappaneko.hatenablog.com