年末に実家で家族に見せてもらった、とある演奏会のパンフレット。クラシックのコンサートに行ったのだそう。
モーツァルト作曲のレクイエム(鎮魂ミサ曲)。俗に言う“モツレク”ゆうやつですな。
ん?第3曲…ラテン語で「らっぱ」は「Tubaチューバ」ですか〜。語源的には、管→チューブtube→チューバtuba だから、管楽器全般の呼称としては間違ってない。
曲目解説を見ると、トロンボーン。。。西洋音楽史的に言うと、確かにヨーロッパ初期の音楽は教会で奏せられることで発展したし、ことトロンボーンが“天使が吹く金管楽器”として大活躍したそうな。
(前ミニコラムにも触れましたが、バルブシステム以前の金管楽器族は、基本的に管に直接穴を開けて音の高低を操作するという、まあかなり雑な音程感。スライドで操作するトロンボーンのみが唯一、教会で珍重されたのもうなずける話で。
ただしおそらく、時代的にはサクバットというトロンボーンの前身楽器、それも調性は(現代のBb管主体ではなく)Eb管とかだった可能性もある。モツレクの総譜は未見なので、正確なところわかりませんが。)
それにしても、ややこしや〜♪