ただし借り物です。
夏以降出番が続きそうなので、これも先週洗いました。トリガーのパーツの分解がちょっと面倒なのと、ピストンのバネがケーシングに直接入っているタイプなので戸惑います。
失くしたり傷めたりしないように、要注意!
私にとってはずーっと昔に吹奏楽の演奏で、やはり借り物で(その時はヤマハの下位モデル?だった)1回吹いたことがあるくらいのフリューゲルホーン。
独特の音色ですね。深くて柔らかい。ボサノバ系とかが似合うのですが、ビッグバンドでは意外にテンポが速い曲のソロもあったりしますね。
3年ほど前から地元のビッグバンドに参戦しており、レパートリーが幅広くてフリューゲルを使うことも多々あり。
自分で購入する決心がつかないまま本番が迫り来る状態で、ちょうど元生徒さんで貸してくださる方があり…結局それ以降長期に渡って拝借しています。
(この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます!大事に使っています。)
お借りする前に、大きい凹みがある状態だったので、きちんと直しに出しました。
お借りした時の付いていたマウスピースは2本とも、楽器のレシーバー部分とは適合せず。
私のトランペットとの持ち替えの違和感を最小限にしたく、先輩のアドバイスを元に新しいのを自分用に購入。New York Classicの5FL(フリューゲル用の型番ですかね)です。
ちなみに私が使っているマウスピースは
で、「5C」サイズで口に触る部分は統一しています。
前に生徒さんでXOのトランペットを使ってられた方が何人かいらっしゃって、その時は扱い難い印象のメーカーだったんですよね。
ところがこのフリューゲルは、かなりイイです。吹きやすい!音程も悪くない。
高音域が鳴り難い感じがしますが、そもそもフリューゲルという楽器自体の特性でしょうね。
代わりと言ってはなんですが、ペダルトーンがよく鳴る。トロンボーンっぽいです。
私自身がフリューゲル歴が浅いもので、マウスパイプでのチューニングに手間取ることと、3番管のトリガーが使い慣れてなく鈍臭いのが、まだまだですが。。。
ビッグバンドでの出没はしばらく続きそうなので、もうちょっとお近づきになって、当分仲良くしたい楽器です♪
☆ワンポイントアドバイス
トロンボーンやサクソルン系金管楽器(円錐管を持つものコルネット、フリューゲルホーン、ビューグル、メロフォン、アルトホーン、バリトンホーン、ユーフォニアム、チューバ)は、マウスピースと楽器の適合性に注意が必要です。
私自身、上記のフリューゲルホーンの場合や、バリトンホーンの場合(楽器の音域=規模的には、トロンボーンやユーフォニアムと同じですが、このサイズの楽器のマウスピースには、細管と太管、そして特殊的に中細管がある)で、ドタバタを経験済みです。
楽器の種類はもちろんですが、楽器メーカーによっても随分差があるようです。楽器屋さんや先生先輩にも相談の上、必ず楽器にはまるかどうかを確認してから購入した方がいいです。通販の場合は、特に注意です!
以下、参考例。
●バリトンホーンのマウスピース
バリトンホーンとは↓
前の持ち主は、太管用のマウスピースを削って(!!!)無理矢理入れて使ってたみたいです… 私は、行きつけの楽器屋さんの担当さんが偶然ユーフォニアムを吹く方で、ちょうど同じモデルのバリトンも持っておられるそうで、いろいろ教えていただいて無事に中細管用マウスピースを入手することができました。餅は餅屋。
●フリューゲルホーンのマウスピース
メーカーによってもかなり、長さや入り具合に差異があります。もちろんトランペットのマウスピースとは全然違います!関連記事を↓
直近のフリューゲル出番↓