※下書き時点でミスがあり、追記しました。
テニスのトッププレイヤーの精神的なコンディションとその対応について、ニュースになっていますね。
先ずは、テニスとその選手の(あくまでライト層ですが)ファンとして、問題が良い方に解決することを祈ります。若くて世界的知名度がある女性アスリート、国籍的人種的言語的にルーツを複数持っていて…察するに余りあります。
レベルの違う話かもですが、私自身がメンタル的に問題を抱えた時期を経験し、また近しい人がやはりメンタル関係で医療機関のお世話になるということも見聞きしてきただけに、気になる話題ではあります。
こういうことが、昔に比べると随分フランクに話せる環境になったことは、世の中の良い傾向になってるな、とつくづく思います。
私の場合は、もうなんだかんだで10年くらい前のことだったと思います。記憶を辿ってみても、当時のことは曖昧にしか覚えていない、不思議な感覚で…ぼんやりと他人事のような感覚かと思えば、何かの拍子にフラッシュバック的にその時の感情が激烈に蘇って、今だに感情的になることもあり。
自覚症状としては、まずは不眠。そして倦怠感と集中力の欠如。ぼんやりしてやる気が出ない。
仕事の時は辛うじてなんとか自分を保っていたものの、習い事や遊びセッションなんかに出かけて、突然途中で足が止まってしまってそれ以上進めず、家に帰ってきてしまうこともしばしば。
あとは外出時と就寝前に、戸締りが気になって、一度は戻って施錠を確かめる習慣が(これは今も続いている)。
幸いにして、命に直接関わるような事態はありませんでしたが…どうにも不健康で辛い。
無表情だったり一転感情的だったりで、同居している家族には心配も迷惑もかけたことと、今更ながら察します。その時はそれどころではなくて、気が付かなかったことも多いでしょう。
その時は結果的に、カウンセリングを受けるという解決方法になりました。
やはり音楽関係の先輩で、長く精神的な病を患って専門医にかかった経験がある方に、評判が良い医院を教えてもらったのですが、問い合わせると「新規の患者さんは受け付けていない」とのこと。
他にもネットで、当時の家から通えそうなところを検索して問い合わせましたが、やはり受け付けてもらえず。
理由はいずれも「患者さんが多過ぎて、これ以上は診察加療が出来ない」つまりキャパオーバー。
メンタルに問題を感じて助けを求めている人がこんなに多いということに、衝撃を覚えました。で、私自身が弱っていたもんで、もういくつか断られただけで、それ以上専門医を探す気力が折れてしまった…
カウンセリングも初めての経験でよくわからないながら、自分でネットで見つけて訪ねました。
今振り返ってみて、いろいろ尋ねられるままに話して、第三者からアドバイスを受けたのは、自分を見つめ直して整理するのに良かったんだな、と思います。
それとは別に自分なりの足掻きではありましたが、その時の環境から離れる時間も思い切って作りました。
はじめは思い切って海外へ1ヶ月半。人間関係の整理をする決断に繋がったと思います。(ただし、その小旅行で新たな問題もいくつか抱えてしまったので、それはそれでどうかなという感じですが。。。)
それでもしんどくて、やはり1ヶ月ほどながら音楽の仕事を止めてみたこともありました。生徒さんや演奏クライアントさんにお願いしてご理解の上でしたので、きっとご迷惑もお掛けしたでしょう。今となっては有り難い限り、よく長期休暇取れたなと。
音楽の仕事って(“実力とセンス”はもちろん要りますけど)“コネとチャンス”の世界でもあるので、ストップするのはめちゃくちゃ怖いんですけど、その時はそうするしかもう、息が詰まってしんどくて、我慢できないように感じてたので…。
とまあ、いろいろあった上での今日なのです。
当時は音楽を辞めることも頭のどこかにあった状態だったのですが、まあこれも結果的に解決?して現在に至る、というわけです。
こうやって書いてみると、あまり具体的な体験談にはなっていないな、、、ただ、詳細はプライベート過ぎたり、思い出すこと自体がしんどくて文章に出来なかったり。自分で書いておいて、中途半端でスミマセン。
わたくし的まとめ
メンタル的にしんどい時は
●専門家かそれに近い第三者の助けを借りる。
●自分の環境から離れてみる。
●自分のためにならないと感じた人間関係は一旦オミットする。
上記3つはどれも、“自分への客観視”がポイント。
専門家←ある程度きちんと対価を支払って、プロフェッショナルのサポートを受けることは大切
環境から離れる←“目新しいことや別の依存先”を頼るのではなく、自分を空っぽにするという意味で(私の場合はそこはうまくいかなかった部分もあり、反面教師的に)
人間関係オミット←ついつい自分の利害関係で選んでしまいがちだけど、それは横へ置いて、自分の気持ちを強制してまで続ける関係は止めるべし もしまたご縁があるなら、また交わることもあるでしょう、くらいに考えるのが吉
この春くらいから私は何かしら居心地の悪さを感じていて、ヤバいかな〜と。躁鬱気味というか、しんどい。
ウイルス感染とその対策についての受け止め方が混乱している
+
人間関係の変化
が原因かなと感じています。
今のところ、ものすごく深刻!というわけではないと思うので、気分転換しながら、自分のやりたいことや気持ちを大切に、過ごすことにしています。
SNSも適度な距離感で。
幸か不幸か、仕事は暇で時間的に余裕はあるし。気の置けない家族や友人の助けもあるし。
亀の甲より年の功。
お気に入りに癒やされるのも、また良し。
※既出だったらゴメンナサイ。