rappappanekoのらっぱ日記

あおいのトランペットよもやま話

マウスピース紹介 コルネット メインユース編

本来ならトランペットのマウスピースから始めるべきところ、先ずは目の前にちょうどあるコルネットのから。。。


バックのロングコルネットに合わせているのは、バックの5Cです。これは型番はトランペットのマウスピースに準じたものですが、そもそも購入した時にフィットに問題があり(詳細は 以前のブログ「楽器紹介 コルネット Bach バック」にあり )、ほんの少し“ぐらつき”がある分、ぐっと中に入り込んだ感じになると抜きにくい時があり、一瞬焦ります。

余談ですが、マウスピースが楽器から抜けなくなると、どちらも傷めないために楽器店のリペアさんで器具を使って抜いてもらうことになります。(学校のブラスバンド部で指導していた時など、何度かそのケースに遭遇しました)



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トランペットでもそうしていますが、何か緊急事態があった時のために、同じ型番の予備のマウスピースも購入しましたが、やはりフィット感が気になるので、何店舗か回って実際に自分の楽器にはめてみて、合うものを買いました。

特にコルネットのマウスピースになると、普通の楽器店では各型番1本ずつしか店頭には無いので、こういう買い方になってしまいますね。ちょっと面倒。


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マウスピースのカップの中を見ると、ずっと使っているのと新品では、光りかたが違う~。でも、銀メッキはシルバーポリッシュで綺麗にすれば問題無しです。

新しい方も、普段から時々は使って、鳴るように育てておくべし、ですね。


フェイスブック「マッ研 金管マウスピース研究所 」にも参加しています

https://m.facebook.com/groups/1459099254389191


これまた、数年に一度レベルでしかマウスピースを変えない私ですが、やはり研究の一助と思って、時々のぞいています。


楽団紹介 バンフルバン

正式名称は「坂晃とハバネロジャズオーケストラ」

 

私が参加する前には何度か改名しているようです。通称バンフルバンの方が通りは良いようで。バンはリーダーの名前、フルバンはフルバンドつまりビッグバンド、ジャズオーケストラを指します。偶然ですが上手く韻を踏んでいて、語呂がいいです。

 

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私の“心の師匠”として尊敬する地元京都のトランペットの先輩、坂晃さんが主催するビッグバンド。

私自身は2年半ほどお邪魔しておりますが、楽団自体は昨年10周年を迎え、記念ライブを盛大に開催しました!

 

rappappaneko.hatenablog.com

 

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坂さんは、私が高校生のへっぽこらっぱ吹きだった頃からのお付き合いで、今の私の“らっぱ観”はこの方の影響で形成されたと言っても過言ではないくらいの“らっぱオタク”でいらっしゃいます。

実際私のらっぱ人生の危機を、救われたこともありましてらっぱに関する知識と実践においては

、頭が上がりません。

 

 

デューク・エリントンカウント・ベイシーのような、ビッグバンド世界では当然のレパートリーさえ、少々かじる程度であまりきちんとやったことが無い私。このバンドの特徴は、その辺りのレパートリーは当然として、メンバーが演りたい曲をどんどん提案してやっていくところ。

普通に生活している限りは絶対に出逢わないような音楽の数々に、ここでは出逢えます!

ロック、フュージョン、ラテン、コンテンポラリーソリストフィーチャーものやアンサンブル中心のアレンジ、多種多様なスタイルを網羅しています。(今のところボーカルものだけは無いです。)

 

こういう作品を知って楽譜を読み込み、自分なりに研究して勉強して、リハーサルを重ねて音楽に入り込んでいくのは、ワクワクする作業です。

楽譜に書いてある音符から 音の組み立てや和声感、サウンドのイメージを作って、実際の音にする。緻密なアンサンブルの醍醐味。正確で心躍るリズムやテンポ感

音のタイミングや音程、アインザッツダイナミクスなどが「シンクロした!」と感じるのは、無上の喜びです。

 

ただし、このバンドのレパートリーは、難易度が高いものが多く、本番一回あたりのセットリスト曲も多いめで、なかなか余裕ナシ

1ヶ月あたり・1回あたりの練習時間も多いので、そういう意味でもチャレンジングです。

また、レパートリーの回転も早くて次々と曲を入れ替えていくので、練習時に初見になる確率も高く、音大時代以来の刺激で、本っ当~に勉強になります。

 

トラッドジャズやスタンダードジャズ、ポピュラーチューンのような、リードシート(メロディーとコード進行)を頭に入れて即興的に演奏を展開することに専念してきた身としては、楽譜を大量にこなすのは、良い頭の運動です。

このバンド入ってしばらくは、譜面読む量が多過ぎて、ちょっと気分が悪くなるくらいでした。。。

 

 

この「〇〇とナントカカントカ楽団」みたいな名前の付け方って、レトロおしゃれでいいな~と個人的には好きです。

Louis Armstrong and his Hot Five なんかもありますね。いつかそんな名前の楽団を造ってみたいです♪

 

 

バンフルバン=坂晃とハバネロジャズオーケストラ の情報は

https://m.facebook.com/Banfullband/?source=result

 

先日、毎年恒例の「昭和の日ライブ」が無事お開きしたばかりです♪

 

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発表会 らっぱ倶楽部、ありがとうございました!

2018 らっぱ倶楽部live 松原トランペット教室発表会」が無事お開きとなりました♪

 

お集まりいただいた皆さま、ありがとうございました。感謝申し上げます!

今回は少しエントリーが少なかったのですが、その分、企画を盛りだくさんで開催しました。

 

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いつものように、CD伴奏によるソロ曲、ピアノ伴奏によるソロ曲を、それぞれ選んでもらって披露しました。例年より多く13曲づつにしました。

行進曲、トラディショナル歌曲、懐メロ、歌謡曲のラテンアレンジ、ポップス、スタンダードジャズ、トラディショナルジャズ、などなど

そして今回は敢えて、座奏と立奏をどちらもやってみてもらうようにしました。楽器の構えや息の吸い方、譜面台の位置を意識してもらう意味もありました。

 

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今回はそれに加えて初めて、各自パーカッションでのリズム演奏に挑戦!クラベス、マラカス、タンバリン、クリアな音をテンポに合わせて刻むのは、トランペットでメロディを歌うのとはまた違った難しさがありましたが、皆さん初めてとは思えない巧さでした。

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ラストの全員参加のアンサンブルは、ピアノ伴奏付きでよりゴージャズな編曲のクラシック曲を。全員で合わせられたのが本番当日だけで、どうなるかドキドキながら、一番力が発揮できたと感じました。良かったです!

 

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先生は、最新の映画テーマ曲からいつもどうするか迷うのですが、今年は私もチャレンジを一つと思い、自分でアレンジしてピアノ伴奏を事前に録音して、それに合わせてソロ演奏しました。初めての試みでしたが、まずまずの出来だったかな。一人二役は初めての経験でした。

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全体に一人当たりの曲数が多くなり、完成への道のりは工夫や苦労も多くありました。それぞれ、ハイトーンやシンコペーションダイナミクスの変化や三連符リズムなど、苦手な分野を取り入れた選曲をしながらも、音楽的な表現ではレベルアップ出来ました。

 

 

終わってみたら、やっぱり良かったな~と思います。

回を重ねる度に感じるのは、生徒プレイヤーさんの成長の軌跡です。

そして、以前の生徒さんや、今現在は教室をお休みされている方も、気軽に顔を出して下さるので、良い交流の場にもなっています。

これからもどんどんアイデアを凝らして、面白いliveにしていこうと計画中です♪

 

 

「松原あおいトランペット教室 らっぱ倶楽部」についての情報は

https://m.facebook.com/rappaclub/?ref=bookmarks

随時更新しています。お問い合わせはお気軽に、プロフィールページ(リンク=メールアドレス)からどうぞ

http://rappappaneko.hatenablog.com/about

 

 

過去の発表会についての主な記事は

ミニコラム vol.23 らっぱ手ぬぐい

以前のミニコラム (ミニコラム vol.2 浜松土産 http://rappappaneko.hatenablog.com/entry/2017/06/10/092942 )にもアップしましたが、他にも楽器手ぬぐい持ってました!浜松で買ったのではないですが

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最近はちょっとした和モノハンカチなども、いろんな柄があって、ついつい買ってしまいます。

この手ぬぐいは色合いがシックなので、楽器から出るオイルや水分で衣装を汚したくない本番の時に、当て布として使うのに◯です。


ミニコラム vol.22 楽器用クロス

お気に入りのモノを♪

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左のグリーン系花柄のは、私の好きなアパレルブランド「シビラ」のです。デパートのハンカチ売り場に、「眼鏡や楽器も拭ける!」とトランペットを拭いている写真付きで売り出していたので、思わず購入。いくつか色がありましたが、迷わず私のテーマカラーをチョイス。


右のは楽器店で購入した、ガーゼにリバティプリントの縁取りがされているもの。(たぶんフルート用フルート奏者は女子力高いと想定しての商品か?!)


時々、何か適当な布で楽器を拭いている人いますが、メッキに細かい傷がいくので、やはり専用クロスか柔らかいガーゼなどが無難です。

セーム革なども使ったことがありますが、ちょっと高価です。。。


ちなみにステージには地味な色合いのものを持って上がるようにしていますが、普段の練習用は思いっきり趣味に走ってます。

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これは本番ではちょっとね~

ミニコラム 番外編 大荷物

今週のお題「カバンの中身」


今週のお題は「カバンの中身」です。
ということで、昨日のフルバン(ジャズオーケストラ)出動時のカバン=楽器ケースです。

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週末に、本番前の総ざらえ練習があったので、全部持ちしました。普段はらっぱ一本でリハも乗り切っていますが、流石に今度の本番は、楽器の持ち替えやミュート(弱音器)の着脱などかなり複雑なので、最後の確認をしておかなければ〜。
持ち歩くのだけで、ちょっとした罰ゲーム、あるいはロングブレスダイエット(楽器吹くから)付きウエイトトレーニングです。


中身はこんな感じ↓

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楽器2本、楽器スタンド2本、ミュート5個、譜面約20曲分入りファイル。
(本番だとこれに、譜面台が加わります。この荷物を想定して、奮発して軽量のものを購入しました。譜面台って、軽量設計のものほど値段が高くなるんですよ。)

本来はらっぱが3本入るトリプルケースです。今回の場合はトランペットとフリューゲルホーンを入れ、画面一番上のスペースにミュートと楽器スタンドを入れます↓

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ミュートとスタンド類は傷にならないように1つづつ袋に入れてから収納します。昨日の最終リハーサルにて、このうちミュート3個が本番では不要と判明したので、ちょっとホッとしています。
マウスピースもそれぞれ外して、2本入りマウスピースポーチに入れています。

 

空っぽだと、ぱっと見収納力大のバッグに見えます↓

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前にこれとは違うハードケースでしたが、同じようにフルバン用のセットを持って、駅ナカのコンビニで買い物をしたところ、笑顔の素敵な店員さんに「お出かけですか?良いご旅行を!」と言われて、「は…はい。」と答えてしまったワタシ。。。確かに連休中だったけど!ハードケースはカッコいいトランクに見えるけど!
それで思い出した、昔バンドで一緒だったチューバ吹きは、ソフトケースに入れた楽器を背負っていて、電車の中で「山登り、気をつけて行って来てくださいね!」と言われたことがあるそうです。

このソフトケースは一見確かにバッグのようで、使い勝手も良さそうですが、やはり楽器の保護性という観点から言うと、安心できない。
かなり硬い保護材やクッションも内張りされてはいます。でもショルダータイプなので、ストラップで吊っている両端は常に引っ張られていることになるし、サイドに入れた楽器は持っている人の身体が当たる側は圧がかかりやすく、曲がる危険性が高いかもです。
実際先輩には、「特にシルキー製トランペットは材質の金属も柔らかいし、曲がることあるよ」と言われてしまいました。やっぱり…。

トランペット+フリューゲルのダブルのハードケース、欲しいのはやまやまなのですが。
以前にも書いたのですが、予算的な問題もあり、家に楽器&ケースが10個ぐらいあるので、これ以上増やしたくないな、というのもあります。
それにレアケースですが、トランペット+フリューゲル+コルネットの3本持ちの場合も無くは無い。
フリューゲルとロングコルネットは普通のトランペットのスペースには、カタチ的に納まらないことがほとんどです。
結局やっぱり現状では、トリプルのソフトケースが汎用性が高いことになりますね〜
気をつけてお出かけします!

 

過去記事、大荷物の写真が載っています↓

rappappaneko.hatenablog.com

 

音色の重要性

ここまで現在私が使っている主要な楽器について紹介してみましたが、それぞれ持っている「音色」(ねいろ おんしょく)というものが異なります。

 

rappappaneko.hatenablog.com

 

 

トランペットはじめ金管楽器プレイヤーは皆がそれぞれ、頭の中に音色のイメージをイメージを持っていて、それが出てくる音に直結していると思います。

実際は、プレイヤーの肉体的な能力や楽器に対する吹奏感、楽器本体とマウスピースの持つ特徴や傾向、そしてそれらがリンクしてバランスを取り合って「音色」が決定づけられるのでしょう。

 

私の音大時代の師匠の言葉「トランペットにおいては、音色がいちばん大事。音色が綺麗でなければ、どんな大きい音や高い音が出ていても、難しいパッセージで指が動いていても、タンギングが速くが吹けていても、全て意味がなくなってしまう」

美しい響き、訴える力を持つサウンド、これはトランペットという楽器のほとんどを占めている、と言っても過言ではないと私は感じています。

(上記の師匠の言葉は「音色が綺麗でなければ…どんな楽団のオーディションにも合格しないよ」と続くのですが。)

 

「こんな音を出したい」イメージを持つことは、本当に大事です。

吹く前にイメージを持って吹き始めた音は、なんのイメージもなく適当に吹いた音とはまったく違います。

 

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近頃では、インターネットの動画サイトやSNSで簡単に音源が聴けてしまい、それはそれで音楽を広く知るためには便利で良いことです。

反面、録音や録画の音で知った気になって、生音での演奏をじかに身体で感じる体験を、おろそかにしていないか気になる時があります。

私が教えている生徒さんでも、どこかしら音の響きや広がりにイメージを感じられないようなプレイをしてしまいがちなケースが、往々にしてあるように感じています。

 

特にこれからトランペットをやりたい人や、上達を目指して練習中の人には是非、ライブハウスやコンサートホール、野外のステージそして音楽室やスタジオでも良いので、上手なプレイヤーの生のサウンドをたくさん聴いて、楽器の振動や空気の震え、音が遠くまで広がっているその距離感を、できるだけたくさん体感していただきたいな、と願います。

また、合奏の場で楽器同士の音を合わせ、サウンドをブレンドしてハーモニーを作る、その経験を何度でも重ねて欲しいと思います。

 

 

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「音色」は「音程」と密接に関わってくるのですがこれについては別にまた改めて書いてみようと思います。

ミニコラム 番外編 春といえば想い出す曲

今週のお題「わたしの春うた」

 

今週のお題「春うた」に因みまして…
『春なのに』歌:柏原芳恵
ハレルヤ・コーラス』作曲:G.F.ヘンデル

 

「春なのに」
私は中学校高校と、“ブラバン少女”だったわけですが…
中学の時は、らっぱはらっぱでも「ホルン」(フレンチホルン)を吹いていました。吹奏楽部に入部してパートを決める時に、仲の良い友達と2人で同じ楽器で空いているパートがたまたまホルンだった、という軽〜い気持ちで決めた楽器でした…
(あのままホルンをやっていれば、おそらく後ほどジャズをやることはなかったでしょうね〜)

私の通っていた中学校では、毎週土曜朝の朝礼時に、吹奏楽部がグラウンドに面したスタンド上に整列して、表彰のセレモニーがあれば「得賞歌」(原曲はヘンデルの「見よ勇者は帰る」、皆さん賞状もらう時に聞くアレですよアレ)をやり、全校生徒退場のあいだに行進曲を吹き(「ワシントンポスト」「士官候補生」などなど…懐かしい〜)、というのがありました。
(なので、土曜朝はかなり早い時間に学校へ行ってロングトーンなど音出しをやり、また朝礼後は楽器などの片付け後にちょっと遅れて各クラスのホームルームに合流、ちょっとなんとなく優越感ありました。)

そして当然、卒業式や入学式でも演奏します。卒業ソングの中の1曲「春なのに」は、すごく印象に残っています。なんだか歌詞が大人びていて、曲調もドラマチック。多感な頃に感じるものがあったんでしょうね。
原曲のサウンドもですが、ブラバンギョーカイで言うところの“エムハチ”(ミュージックエイトという楽譜出版社)特有の吹奏楽用のアレンジの響きも、鮮明に脳裏に焼きついています。
後で知ったのですが、作詞作曲は中島みゆき。良い歌なのも納得です。
そう言えば中学の時は、「贈る言葉」こちらもド定番でしたね。きっと今は卒業ソングもかなり違うんでしょうけど。。。嗚呼、トシがバレる〜〜〜

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ハレルヤ・コーラス
こちらは高校になってから、ホルンから足を洗って、トランペットになってからのお話。
うちの高校では、卒業式で演奏するのは、何かその時の流行りの曲の他に、「ハレルヤ・コーラス」を必ず演ることになっていました。

元々はオラトリオ(宗教的なオペラのような形式)の中の1曲で歌詞もあり、確か合唱部とコラボして演奏していたと思います。この曲も、前述「得賞歌」と同じ、ヘンデル作曲ですね。
いろいろ研究するのが好きだった私は、原曲を聴いたりオーケストラのスコアを見てみたり、したもんです。
私の記憶が確かならおそらく、どなたか先代の先生か誰かが、吹奏楽版に編曲された楽譜だったと思います。明らかに売り譜ではなく、スコアも手書きで、パート譜はそこから起こして部員が各自写譜したような感じでした。
トランペット的には、高校生レベルでも演奏し易いようにという配慮からでしょうが、かなり原曲パートからの改変があるのが、ちょっと残念でした…致し方無いとも思いますが。

高校入学時には一応進学コースだった私は、吹奏楽部の活動にのめり込み、高3になるまでには完全にドロップアウトして音楽の道に進む決意をしておりました。
卒業間際まで引退せずにほとんど部活行ってばっかりだったので、もう少しで自分の卒業式も吹奏楽部の席で演奏するところでした。(さすがに後輩たちに止められた。)

 

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それにしても、こういう昔々に演った曲は、メロディのみならず自分のパート譜や曲の構成まで、始めから最後まで譜面どおり歌えるくらい覚えているのに、最近演った曲は全くの「短期記憶」で、新しくやるそばから前のが次々ぽろぽろと脳みそからこぼれて、忘れていってしまうのは、これは如何に???

発表会 らっぱ倶楽部

「らっぱ倶楽部」の由来は…以前に、他の楽器の講師の先生方と、合同でホールを借りて発表会を催していた時もありました。そのプログラム中に毎回必ず、トランペットの生徒さん全員参加のアンサンブルを披露するようにしていて、その時のグループ名を「らっぱ倶楽部」と名付けたのです。


その後は、会場を移して私のトランペット教室単独で発表会を行うようになり、「らっぱ倶楽部LIVE」として続けています。

カフェを貸し切りにして、軽食ビュッフェ付きで開催したりもしましたね~


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現在は、大阪難波教室を行なっているサロンをお借りして、喫茶付きの会にしています。備え付けのドリンク類(ホット、コールド、ソフトドリンク、アルコールもあり)が利用できるので、美味しいお菓子などを持ち込んだりさせてもらっています。

コンサートホールで緊張感に包まれて自分の音を聴いていただくのも良いけれど、食べたり飲んだりおしゃべりしながら、リラックスした雰囲気のライブ形式も良いものです。

LIVE」と名付けながらも、ジャンルとしては生徒さんの好きなもの、ジャズはもちろん、クラシック音楽、行進曲、ポップス、ラテン、ミュージカル曲、となんでもあり!


ここ数年は毎回必ず、各自が選んだ好きな曲で、生演奏でピアノ伴奏付きのものと、CD伴奏付きのものを、披露してもらうようにしています。

CD伴奏で確実に、その曲を楽譜上でも理解してきちんとさらって歌い込むこと、は奏法やコントロール力を確立する上で大切です。

ピアノの生伴奏でする方は、ちょっと即興セッション風に自由にやりたい曲や、一般に楽譜や伴奏音源が出回っていないような曲の時です。まあ、私が音源から譜面を起こしたり伴奏考えて作ったり、することになるんですけどね


それとは別に、全員参加のアンサンブル曲も必ずします。こちらは、市販のトランペットのみのアンサンブル譜面や、CD伴奏付きのアンサンブル譜面を使ったりもします。あるいは、やはり私が2パート以上の譜面を書いたり、ピアノ伴奏をつけることもあります。


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今年は諸事情で発表会の日程がずれ込み、また参加できる生徒さんも少なくなりましたが、その分1人ずつの曲数を増やし、合奏できるようアレンジを工夫したり、普段ではできないような企画を盛り込んでいます♪


生徒さん皆さん、音楽を心から愛し意欲的に取り組む方ばかりで、毎回とても楽しいです。予想以上の名演も飛び出してきて、感動してしまいます。苦労も吹き飛びます。今年も楽しみです!


「らっぱ倶楽部」「松原あおいトランペット教室」については、以下のページで随時情報更新しています。発表会やレッスンも公開していますので、是非お気軽においでください

https://m.facebook.com/らっぱ倶楽部-Rappa-Club-153520228745458/?ref=bookmarks