9月から10月初めにかけては、ラッパ演奏での出動は比較的少なく、そういう意味ではおとなしめな月でした。
台風のため、計画していたトランペット教室での公開合同レッスンもお流れになってしまい…
その埋め合わせというわけでは無いですが、セッション参加の機会が普段より多く、またリハーサル時間が多い月でもありました。
その中でも、ビッグバンドのリハーサルと本番がメインの期間でした。
京都地元で、とある大学ビッグバンドの出身者や現役大学生が中心メンバーになっている楽団です。
もともと、古典的なのから現代的な作品、ソロフィーチャーやロック系フュージョン系前衛など、なんでも幅広いレパートリーを意欲的に取り入れています。(ボーカルものだけは何故か演りません。)
毎年10月に定期演奏会があり、今年は楽団設立10周年記念ということで気合が入っておりました。
普段から週1回以上、1回につき3~4時間のリハーサルは欠かさないところ、今回は6時間、8時間練習も!
本番には、3ステージ30曲近くを開演から終演まで4時間かけてたっぷりと!
本番では、デキシー隊の出番も!
いや~、本当に良い修行です。
スタミナを維持してペース配分を試行する上でも、譜面を読む訓練としても、また自分の中にこれまで取り入れてきた音楽性とは異なる新しい音楽世界を取り入れる上でも。。。
また、私自身の専門であってまたライフワークでもある小編成のトラディショナルジャズでは、なかなかトランペット同士が一緒に演奏する場面は無いです。同じ楽器同士が集まるビッグバンドでは、トランペットという楽器についての情報交換も自然と活発になるので、良い勉強の場でもありますね。
軽い気持ちで始めたバンド活動ですが、これからも自分のためにも続けていきたいです。
↑写真は、ビッグバンドを始めてから必要にかられて、メンバーさんから安くで譲り受けたトリプルケース。ソフトケースなので楽器を保護するための強度という点では心配は拭えませんが、軽さと汎用性優先ということで…
トランペットとフリューゲルホーン、それぞれの楽器スタンドと譜面台、譜面一式のファイル、そして多い時で4~5種類のミュート、全部が入ります。総重量はだいたい、10kg弱ぐらいです(家の体重計で計ったので正確ではないかもですが)