私の周りでは滅多にお目にかからない楽器と遭遇した際の、簡単な試奏レポをば。
これは、過日演奏させてもらったお店の関係者(元生徒さん)が最近購入されたもの。
(元々使ってられたのは、古いヤマハのスチューデントモデルで、チューニングスライドが固着していたのでチューニング不可…ご本人がわりと無頓着だったのですが、ついに観念?してベターなものを買われたようで)中古と言うには状態の凄く良い美品!
本番前のサウンドチェック時に、試し吹きさせてもらいました。
ちょっとダークなラッカー仕上げ?
マウスパイプ–チューニング管からバルブケーシングにつながる手前に、何やらカッコ良さげなウエイトが付いています。ピストンボタンとお揃いです。
ベルの彫刻もカッコいい。
持った感じちょっとヘビーでゴツい作りながら、吹いてみるとそうでもない、軽めの吹奏感と思いました。音域的にも上から下まで偏りなく鳴るし。ダイナミクスの幅がどこまで拡がるかが、もうちょっと時間かけないとわからない。。。
持ち主氏は近くジャズの本場ニューオーリンズを訪問されるそうなので、向こうで何かセッションで披露するためにも、この楽器をきっかけに頑張って練習もして欲しいな~
※横に写り込んでいるのは、私のバックのコルネットです。