大阪某所のホテルにて、パーティー演奏。
クリスマスの曲が好きな私には、このシーズンの嬉しいお仕事。
ピアノ弾き語り+ウッドベース、ドラム(セットではなく、スネアとスモールシンバルとパーカッション類)、そしてトランペットという編成での、ジャズ演奏。クリスマスナンバーあり。
普段なかなか無い組み合わせ。よくあることだけれど、会場やクライアントさんの都合や意向と、出来ることの落としどころ。初めましての面子あり、幸い私は皆さん面識あり。
演奏時間は軽めで、楽しいムードを心掛けた。お役に立っていれば嬉しいな、と思う。
飲食や会話を伴う宴会の場でのステージは、音量バランス含めてアピールがポイント。
リハーサル含めて現場でマイクなど制限ある中、試行錯誤。
そしてこれもよくあることで、予定の演奏時間→プログラムの関係で短く→始まってみると終わりにもう1曲お願いします→結果当初の予定より長めのステージに。
演奏中、お客様の様子を観て感じる。
こちらを見て聞いて、手を叩いてくれる方。手を振ってくれる小さいお客様に、思わず顔が緩んでしまう。
良き仕事納めその一、でした。
実はこのファンシーなホテルには、数年前プライベートで来たことがあり。
往き返りの移動、駅周辺やホテルエントランスなどかなり混み合っていて、人が動いているんだな、と感じた。ウイルス禍は過ぎ去りつつある。
私の中での今後に向けての課題。
歌伴に於けるハモりやオブリ、音量バランス。どうやってシンガーを彩り盛り立てるか。
自分自身のソロの組み立て。バンド全体のソロ構成とサイズ感。
ボーカルキーでのトランペットメロディ音域問題。苦手キーの克服。コードアナライズ。引き出しを増やす。
限られたリハーサル時間の使い方、決定の下し方、コミュニケーションの取り方。
本番での臨機応変、ハプニング対応力。
挙げればキリが無い。
しかし…現時点では、それ以前の問題か。
自分の中では、初心に帰ったつもりで臨んだ日。
この日をターゲットにらっぱの練習は、響きや倍音や音程など音そのもの、楽器と向き合う感覚、歌うフィーリング…短いながらも集中を心がけた。
練習期間に少し詰め込みすぎてバテてしまう感覚はあったけれど、直前はセーブすることもできていたと思う。
まだ自分が期待するほどには、調子は上がらない。心と体のせめぎ合い。
クライアント様、ありがとうございました。
私の事情を理解して下さった上で、演奏内容など相談して配慮くださったバンマスに感謝、ありがとうございました!
今年後半は個人的事情で、演奏活動を控えている側面もあり、こういう機会は大変有り難い。
これかららっぱを頑張ることで恩をお返しする、と心の内に思う。
これまで気まぐれに、自分の演奏を振り返ることを怠ってきた。
私が尊敬する音楽関係の友人たちは、誠実に自分の言葉でレビューしている。
大事なことだし、見習おうと決心している。
そしてこれから一回一回の演奏を、大切にしたい。
らっぱ人生を出来るだけ長く、楽しく、意味のあるものに出来るか。