アンティークなバリトンホーン、外側を磨くのも大事ですが、中身を綺麗にするのも重要なポイント!
お風呂場で洗います。楽器用のブラシは、トランペット用のでサイズ的にOKでした。私は洗剤は食器洗い用ので代用することにしています。
分解したパーツの構成は、これもほぼトランペットと同じです。ピストン部分のバネが、別個にバルブケーシングに入っているところが大きな違い。
以前の持ち主は、この中細管の楽器に、太管用のマウスピースを削って無理やり嵌めるという荒ワザで対応してたようです。
これもだいぶ変色していたので、お手入れをば↓
銀メッキ部分は「シルバーポリッシュ」で綺麗に蘇ります。この銀磨き剤は、シルバーのアクセサリーにも使えて便利ですが、研磨剤なのでつまりは少しずつすり減るということ。普段私は、トランペットもシルバーポリッシュで磨くことは避けています。かなり黒い変色が気になる時だけにしています。
私は一応ちゃんと中細管用のシルキー製マウスピースを(大枚ハタいて)購入しました。
その時初めて知りました。トロンボーンユーフォニアム音域の金管楽器の世界では、細管太管が主流であり、中細管のマウスピースはほとんど出回っていないということを…
ちなみにケースはこんな感じです。持ち運ぶ都合上軽量化は必須、ハードケースはもともとありませんが、ソフトケースでの運搬は、ぶつけたりしない様に気を使います。