♪前の記事の補足♪
楽器は丁寧に扱いましょう!
トランペットはきちんと手入れすれば一生モノです。親子で使えるものです。
ぶつけない。落とさない。振り回さない。
ケースに入っていても、落としたら中で凹むことあります(経験談)。
マウスピースをつけた楽器を、マウスピースを下にして持たない。マウスピースが外れて落ちます。
マウスピースを楽器の上に落とさない。重量があるので、楽器に当たったら凹みます。
よくらっぱ部分を下にして、立てて置く人いますが、やめましょう。ちょっとのバランスでひっくり返ります。目も当てられません。
(私は、楽器スタンドで立てることさえ苦手意識あります。引っ掛けてひっくり返しそうで…。本番などの時は仕方なくスタンド使いますが)
楽器を洗う時は、細心の注意を! 事故率高し。
幼児には触らせない。らっぱ教えるなら、大人が付き添って補助してあげましょう。
で、これ重要です。
注意していても、楽器をぶつけたり落としたりすることは、どうしてもあります。
(私は今までに大きい事故は、4回です。
床に置いたのを踏んづけた。肩ストラップが外れてケースごと落とした。演奏旅行先で体調不良で意識が遠のいている間にベルがくしゃっと潰れていた(ショッキングでした…原因不明のままです)。楽器ケースを持ち上げたら蓋が閉まってなくて楽器が地面に転げ落ちた。)
楽器が凹んだ上に気持ちも凹む、それはよくわかりますが、問題解決にベストを尽くしましょう!
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先生に怒られる!と内緒でなんとかしようとする人がいますが、ダメです。餅は餅屋。
楽器の不具合や修理箇所、まずは習っているその楽器の専門の先生に見せて、相談しましょう。
前にも言いましたが、先生が触って意外に簡単に解決することも、よくあります。
楽器の組み立て方が違うとか、パーツが引っ掛かって動きが悪いだけとか、オイルやグリスをつけて良くなるとか、そもそも楽器の使い方の問題とか。
マウスピースのメッキが変色しただけなのに「ダメになった!」と思い込んで新しいマウスピースを勝手に購入、磨いたら元通りになるだけなんです。。。おまけに楽器に装着して試奏してないものだから、新しいマウスピースは楽器とフィットしにくかった、なんてことも。(予備のマウスピースと思えば結果オーライ、良いんですけどね。)
修理に出すとしても、一度は先生に相談するのが吉。
信頼できる修理屋さんを紹介してもらえたり、修理の見積もりについてアドバイスもらったり、保証期間を確認して無料や割引サービスにしてもらえたり、と被害と出費を最小限にすることもできるかもしれません。
知識無いままよくわからないまま、自分で直そうとするのは絶対やめましょう。
以下は極端に酷いケースですが、、、
凹みや歪みを自分でトンテンカンテンと叩いて直そうとして、もっと歪んで傷だらけになったり。
車の板金屋さんで塗装や凹出しをして、当然楽器がダメになったり(びっくり!その仕事を受ける方も受ける方やけども!)。
ピストンを歪んだ部分を“仏壇磨き”で削って動くようにしたり(これも楽器は文字通り“オシャカ”になりました。高い名器だったのにピストンが隙間だらけになってジャンク同然に。悲しい。悲し過ぎる。)。
楽器を大切に、で忘れられないエピソード。
ある方が最初の体験レッスン後に、初めて教室に来られた時のこと。楽器がケースに入ってなくて、吃驚困惑…なんとなんと、裸の楽器を“プチプチ”で包んで、バイクの荷台にくくり付けて来たとのこと!!!
「ダメ、絶対!」と厳しくケース使用を申し渡しました。 ご本人は、金属で出来てるし、ケースはかさばって重いし、こんなもんだろうと至って軽いノリ。
そんな調子なので、楽器はある程度高いランクのものも含めて3本くらい持ってられるのですが、レッスン最初の1年で修理代が2万以上かかったくらい、しょっちゅう凹みが出来てました。傷だらけでメッキのハゲもあちこちに。動作やものの扱いが雑なのですよね、これは性格だからしょうがないのかも。
私○十年で、(オーバーホール除く)楽器修理代のトータル3万円くらいやで〜。修理屋さんに「楽器の状態が良いですね」って褒められるくらいやから。
今週やっと、メイン楽器2本のクリーニングを久しぶりにして、クロス類もほとんど洗って干して、ケースの消毒虫干しも完了。
ケースに標準搭載するグッズいろいろも整理整頓して、スッキリした私…試験前に部屋の掃除をするタイプですわ〜