ご縁があって2年前から、地元の音楽家有志による音楽家協会にお世話になっております。
折に触れ演奏のご依頼もいただいたり、また企画運営などの面でご協力することもあり、有意義な機会を何度もいただいています。
ちょうどコロナウイルス流行による音楽活動の不自由さの中でNPO法人化されたのですが、その熱心なお働きは本当にリスペクトです。活動情報を拝見すると、音楽に対するアイデアとエネルギーに満ちていて。
今年に入って私自身も、より一層関わらせていただく方向になっていたのですが。
残念ながら、スタッフとしてお手伝いする予定だった今月の地元コンサートは、中止になってしまいました。
年度末にあたって、地元の学校吹奏楽部の演奏披露ステージをぜひ作りたい、というところからの今回の企画。他にもやはり地域のプロ音楽家さん方も登場する予定でした。
ところが蔓延防止措置に伴って、吹奏楽部活動そのものが1ヶ月以上できていない状況での措置期間延長…とても練習も準備も間に合わない状況に。
学校現場では、音楽の時間に合唱やリコーダー演奏もできない(飛沫感染を避ける観点からの指導)ようになっているので、無理もないのですが。
実はこのコンサートは、演奏の場を提供する以外に、イベントのボランティア活動を推進するという側面もあります。
昨年から始まり私も関わらせてもらっているのですが、ウイルス禍で「コミュニケーションの場」「みんなでひとつのことを成し遂げる機会」が少ない中、地域で何かできないか、というアイデアから始まったものです。
ボランティアさんの研修なども出来ないまま本番が中止になってしまって、これもまた残念です。
当協会では昨年は、コロナ禍における音楽芸術活動を継続していくためのシンポジウムも催されていて(私はあいにくスケジュールの都合で不参でしたが)、今プロアマ問わずにミュージシャンが直面している問題と真正面から向きあってこられていて…
今後もきっと、困難な状況下でも地元の音楽シーンをリードしていく、そんな活動を粘り強く続けていく存在に違いありません。
そして緊急企画!
今現在、世界で問題になっているヨーロッパでの武力闘争…
実は京都とウクライナは浅からぬ縁があります。京都の中心京都市とウクライナの首都キエフ市は、姉妹都市提携を結んでいます。京都市は独自に、ウクライナへの寄付や支援、平和へのメッセージ発信を積極的に行なっています。
この街は京都府下ではあるものの、芸術と歴史の街であるキエフそしてウクライナへ想いを馳せて、音楽家協会主催でチャリティーコンサートが開催される運びになりました。
こういう音楽の力は、大切。こういうときだからこそ、音楽の場で共感をすることは大事だと思います。そして実際のマネーパワーを集める場を提供することも。
これまでのキャリアで、“自分の音楽”を考えてカタチにすることを追求してきたけれど、新しい刺激を受けて勉強になることばかりです♪
そして
今回は中止になったけれど、去年から続く地元の音楽イベント「花見山コンサート」
ウクライナ大使館への寄付を募る「ウクライナ支援チャリティーコンサート」
もしご興味ある方はぜひ情報ご覧下さい↓
https://www.kyotanabe-musicians.org/