rappappanekoのらっぱ日記

あおいのトランペットよもやま話

ピンチをチャンスに

この1年半ほどは、体調不良に悩まされました。

ごくごく個人的にな事情なので、あまり公には触れないようにしてきましたが。

(特に本名でのSNSなどでは、あまりプライベートな事情は書かないようにしています。ただし、同業者で音楽の仕事のやり取りをする方や、よく一緒になるミュージシャン、トランペット教室の生徒さんには、迷惑をかけたりヘルプをいただく状況になる前に、事情を説明するようにしています。)

 


一昨年の年末の重篤なインフルエンザに始まり、春先には気象病などが原因と思われる断続的な酷い頭痛、夏にはストレス性の内耳の異常による目眩で倒れ。(倒れたのが本番前日!だったので焦りました!)

頭痛と目眩の症状は、結局のところ断続的に数カ月に渡り、今現在も疲労度合いや気候の変化で、見え隠れしてます。

(これはあまり言いたくないのですが、、、発信することに意味があるかも。女性特有の加齢による不調=更年期障害というやつかもしれません。ちょっと私の年齢では早過ぎる気もしますが、若年性???それに、男性にも更年期はあるそうで。)

軽いとなんとか動けますが、万全ではなく。重いとらっぱの練習どころか、日常の生活もままならない、というのが辛いところです。

頻度的には月に1〜3回というところ。バラつきあり、ほぼ予測不能

 


そしてほぼほぼ、頭痛と目眩にやられている時やその前後は、精神的にも、ポジティブさや楽観性、積極性、集中力が減退するのを感じます。人間関係や仕事上の判断でミスをしやすいので、要注意。

 


原因はわからず。というより、加齢とストレスと疲労の重なり具合からそれらの症状がるようです。投薬や注射、場合によっては点滴など、対処療法で症状を軽減して過ごすしかないみたい。

 


しかしながらまあなんとかうまくやり過ごし、これまでのところ、こういう個人的な事情で本番に穴を空けることがなく過ごせて、本当に良かったと思います。(去年は台風や豪雨で本番3件も飛びましたが!)コンディション不良はありましたが、それは致し方なく。

リハーサルやレッスンは、調整させてもらって、なんとか乗り切りました。また、泊まりで演奏先へ行くこともありましたが、旅先で深刻な体調不良に陥ることもなく、結果的にはセーフでした。

 


今年4月に海外遠征でニューオーリンズに行った時は、必要な薬をひととおり揃えて持っていくために、診断書まで用意しました。しかも英文のを!(英文対応して下さるクリニックでラッキーでした。ちょっと費用はかかりましたが。)

入国やセキュリティで薬が没収されるなどということは滅多に無い(実際無かった)ものの、体調悪化するとこれが無いと過ごせないので、そこは心配しました。大事無くて本当に良かった。(向こうや飛行機の中では、薬に頼る体調だったので…)

 


結論を言うと、投薬によるコントロールで解決している部分は大きいです。

なんとなくこれまで、薬に頼るのは悪いことのように考えていて、敬遠してきました。

けれど何度もクリニックに通って、処方してもらってる頭痛薬に常習性や副作用などの心配はほとんど無いとの説明を受け、頭部のMRIも受けて異常がないことも確認しています。

 


全体的な体力の低下も気になるお年頃。若い時は多少無理しても、気合いで乗り切れたことが、そうはいかなくなっているのも事実。

食事や運動、睡眠や気分転換など、意識的に自分の身体と心の健康のためになるようなチョイスを、普段から心がけるようになりました。

そして常に、らっぱのコンディションを出来るだけ良いところに持っていく練習と計算をするように。

 


そういう意味では体調不良も、自分の生活を見直す良いきっかけになった、と良い方に捉えるべきですね。

物事は、ポジティブに考えるべし。

試練があれば、それを乗り越える好機を与えられたと思うべし。ピンチをチャンスに!

 

自分でコントロールできる範囲で体調を整えて、らっぱを吹き続けられることに感謝して、日々を大切に過ごしていきたいものです。

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ニューオーリンズ ルイ・アームストロング公園にて。サッチモ先生が私を見守ってくれますように…(ちょっと神頼み)