ここ数年で急に、所持している楽器の数や種類も多くなってきたので、メンテナンスも手がかかるようになってきました。
専門でやってるトランペット、コルネット、フリューゲルの他に、バリトンホーンやプラ管トロンボーンもあります。
最近気になっているのが、バルブオイルの使い分け。それぞれの楽器の状態や使用頻度に応じて、最適なものを使いたい。
よく使う5本、時々使う6本、博物館的展示用3本…と本数もまずまず多いので、メンテナンス消耗品のコストパフォーマンスも、当然重要になってきます。
概論として、
新しい楽器:機密性高く、ピストン摩耗が少ない→さらっとした粘度低いオイル
使い込んだ楽器:どこかしら隙間が多く、ピストン摩耗も激しい→比較的トロッとした粘度高いオイル
粘度低いオイル=流れ易く、揮発性が高くて、持続しにくい
粘度高いオイル=とどまり易く、乾きにくくて、持ちが良い
先月9月から、今まで使ったことがないメーカーから、2種類づつ選んで使用比較してみています。以下の4種類↓
どれもちょっと価格が高いめな気はしますが、今のところ、スムーズなアクションと保ちの良さには、満足しています。
年内に、結果をまとめてみようと考えています。
観察日記は、スライドグリス編もいずれ是非してみたいと思います。