先月からのトランペット生徒さん、小学校低学年の方をお預かりしています。
今まで中学生高校生、たまに小学生もいらっしゃいましたが…
この年齢になると、可愛くて、パワーに溢れてる(圧倒されちゃう)。その分、集中してもらうためにこちらも全力投球〜
先ずは、らっぱを好きになってもらいたくて、音を出したり→まねっこごっこしたり、をするのですが、その中で凄い発見が!
ある日のレッスンで、ピストンを押して音を変えるのに挑戦した時に、「ちょっと待ってて!」と付き添いの親御さんのスマホを手に取って何やらごそごそ。。。
その次のレッスンの時におさらいをしようとすると、やはり「ちょっと待ってて!」と再びスマホを操作。そしてらっぱに戻って吹く。
見せていただくと、そこには…‼︎
ちゃんと
「**音楽教室トランペット
ド
レ ⚫︎⚪︎⚫︎
ミ ⚫︎⚫︎⚪︎」
と入力してある!!!
(ドは全部押さないので省略されてる。そして、押すピストンと押さないピストンは、丸印が色分けされている。)
なんだか嬉しくなっちゃって、ただただ「すごいね〜!」「グッドアイデアやね〜!」と感心してしまいました。
ちなみに、管楽器の経験はトランペット含めて全く無いそうです。
(思わず保護者の方に確かめてしまいました。自分で考え付くって、やっぱりすごいなぁ…)
ずっと昔若かりし頃、河川敷でらっぱを練習している時に、近くの保育園からお散歩にやってきた子供が興味津々で見てくるので、「吹いてごらん」と吹かせてみたら…見よう見まねですぐに音が出ちゃう!
真っ白な状態のお子様は、理屈知らなくても真似して簡単に吹いてしまう。
音符読めなくても曲が吹けたりする。
そんな部分を、面白く伸ばしてあげられたら良いなあ〜、と思っています。
最近、ちょっといろいろ個人的な気持ちの上では落ち込むこともあったのだけれど、元気出ました。生徒さんから元気もらっちゃうことも、あるんですよね〜!
音楽の基本、音の本質…“楽しむ”ということ。めちゃくちゃ大事です。
まだ低年齢の生徒さんには、あまり楽譜を強制せずに、少しづつ「こんな世界もあるよ」というスタンス行くのが吉ですね。
二段・三段・四段の五線紙。
先生用=自分用なので、趣味全開♪
子供さん用には、レッスンでやったことを簡単にメモしていって、次にやることのアイデアを練ります。渡すための楽譜ではなく、あくまで先生のメモ用。
大人の生徒さんにも、これで1ページづつ基礎練習を小出しにして、1枚づつコピーを渡していくと、無理なくプレッシャー無く、少しづつ難易度を上げていきやすい。と最近そんな作戦です。