今週来週とリハーサルや移動の都合で、京都のプライベートスタジオに、種類やメーカーが異なる楽器が揃う状況です。
この機会に、吹き比べてみることにしました。先ずは以下の4本で。
(本当は、メインで使っているコルネットもここに加えたいですが…出来れば来週に!)
諸事情により、前の1週間のプレイ時間にムラがありました。
なので基礎を確認する意味もあって、今日はロングトーンで、オープン(バルブを使わない)の中低音を中心に、楽器の鳴りをじっくり聴いてみました。
◯シルキー トランペット B5(あらゆる場面でメインユース、私にとっての基本の楽器)
かなり前方で鳴る感触。どちらかというと明るく柔らかい。息がよく通る。
◯エックスオー フリューゲルホーン (ビッグバンドでの本番で使用、普段は吹き込んでいなくて本番の2~3週間前から慣らしていくサイクル)
よく鳴る。ペダルトーンなどは、フレンチホルンやトロンボーンのような音色で、広がりを感じる。まろやかで丸い。
◯ヤマハ トランペット カスタム(スタジオ置き楽器、主にレッスンで使用)
慣れた鳴り。ベルのあたりでビンビン響く。ちょっと硬いというか輪郭がハッキリして感じる。シルキーより抵抗ある吹奏感。
◯ヤマハ コルネット(スタジオ置き楽器、廉価モデルなので遊びや予備としてのみ吹く)
同じヤマハということで、ヤマハトランペットと響きの性質が酷似。ただし鳴りはやはり控えめで物足りない。音程も不安定さアリ。
時間の関係もあって、本格的比較やスペック詳細は、to be continued...
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左上:ヤマハトランペット*
左下:エックスオーフリューゲル
右下:シルキートランペット*
*マーク付きは、これまで本ブログで「楽器紹介」としてアップしたもの。
シルキーのそばにある丸いピンクの物体は、ベルに嵌めて保護材として優秀なアイテム。母手製(いわゆるママメイド!)で、キルティング生地でさらにクッション綿も入り、周りはゴムが入っていてジャストフィット。おかーさん、おおきに!大事に使うてるで。
左側で見切れている黒いのはトリプルケース、デカいっ!これをショルダーで運んでいると、どこの運動部の人ですか?って感じのビジュアルです。実際昨日、リハーサル帰りにバスに乗っていたら、後ろのご婦人方が「いや~なんかものすご大っきいの持ったはる」「ホンマ、何やろ」とヒソヒソ。邪魔なってエラいすんまへんどしたなぁ~…
ちなみにスタジオは、ヤマハの防音室が手がけていた「サイレントハウス」六畳。“手がけていた”と過去形なのは、ヤマハはこの別棟タイプの防音室を今はもう作っていないからです。今年に入ってからくらいに、メンテナンスについて、ヤマハ店頭の防音室を担当の方に尋ねて、製造中止を知りました。ちょっとショック。アフターケアの対応は、丁寧にしていただけましたが。