rappappanekoのらっぱ日記

あおいのトランペットよもやま話

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次の出番の衣装はこれを使おうかな、と。

これは家人への最初のプレゼントとして買ったものと記憶している。但しうちの人はミュージシャンではなく一般男性なので、よーく考えたらこんなんもらっても内心困ってたんかもね。

一応、正絹の西陣織ネクタイです。確か、文博(ブンパク、京都文化博物館)のショップエリアで見つけた気がするなあ〜。

お借りしまーす♪

 

思った以上に、自分の企画にエネルギーを費やす日々です。覚悟していた、というよりは、あれよあれよという間に、次々やることが目の前にやってきて、ひとつづつクリアして前進、を延々繰り返しています。

 

今回のコンサートシリーズ全6回は、8月の最初の1回こそ(計画決定段階でシリーズ化できるかどうかが微妙だったのですが、急遽文化庁補助金交付決定したので続行&企画拡大、現在に至る)私自身で選曲や編曲考えましたが、結局ウイルス感染拡大して緊急事態宣言を受けて中止(今回の補助金はキャンセルに伴う費用もカバーしてもらえるので、大変ありがたい!)。

 

2回目以降はお仲間方を頼って、選曲や譜面の手配にアレンジをお願いしました。何もかも自分で引き受けるつもりでやってきたのではありますが、さすがにもうお手上げです…。私は今、他人を信頼して任せ委ねることを学んでいるのだ、とつくづく思います。そして本当にそうして良かった!考えてみれば、特に先輩ミュージシャン方は、各々が経験豊かでリーダーを張れる素晴らしい人物ばかり。名曲や掘り出しモノの曲、凝ったアレンジに絶妙にカッコいいアイデア…毎回良いプログラムになっています。

みんなで音を合わせるリハが楽しい!そして自分自身はもっと個人練習の時間が欲しい〜←「もっと練習したい!」が口癖になる日が来るなんて!このマイペースな私が!

 

申請が通ってからも文化庁さんとのやりとりは断続的に続くし、その度にちょっとした緊張状態。

他にもコンサートの回数分必要な、会場との打ち合わせ、出演ミュージシャンの確定、フライヤー製作と配布、SNSでの宣伝活動、入場予約管理、配信予約管理、などなど。

配信スタッフさんの手配、記録のための写真業者への依頼、配信機材を検討してテストして購入したりお借りしたり、リハ日時設定と場所の予約、著作権の手続きのためJASRACさんとやりとり、etc.etc.etc...

 

たまたま同じように、今回の文化庁AFF(Arts For the Future!というのが本補助金制度の名称)を受ける演奏家さんと知り合いで、お互いエールを送りあってます。がんばるぞ〜ってな感じで。演奏家兼親方って、なかなかツラいよ。

 

このトラッドジャズ企画を通して集まって助けてくれる演奏家集団=(一応)私のリーダーバンド、が大いに盛り上がってくれてるのが、何よりの励みです。

バンドで曲やアンサンブルに対するコンセプトを練ること。トラッドジャズというものの魅力をどうアピールしていくか。このバンドに対する思い。今後の活動への夢や希望。

これらが、私の背中を押して頑張らせてくれる。もうダメか〜の時にパワーをくれる。

 

もしかして私、良い仲間とチャンスに恵まれて、めちゃくちゃラッキーやん!?

って、やっと実感する今日この頃。

コンサートシリーズは折り返し。フィナーレに向かって、一瞬一瞬を味わって楽しみたい。プレッシャーや緊張も含めて。楽しい音楽に浸って。

 

この今の私があることへの感謝を伝えたい人がいる。必ず、お便りを送ろうと思う。「こんな私を見出して信頼し、機会とサポートを下さったおかげで、今私は幸せに音楽をやっています」と。