rappappanekoのらっぱ日記

あおいのトランペットよもやま話

子どもってすごい!らっぱを観る眼・らっぱを聴く耳 +オンライン音楽考察

先日のイベントでの演奏後

共演プレイヤーが(有難いことに)上手いことサービス&アッピールたっぷりだったこともあり、掴みはOK◎、演奏が終わるとお子たちがわーっと楽器の周りに集まって来ました。

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その中の一人(たぶん4歳ぐらいかな)が一生懸命話しかけてきて、

「らっぱって、吹いたら大きい音出るん!

ほんで、(ベルを指して)ここに丸いのつけたら、ちょっと違う音になって、ちっちゃくなるん、音が!」と興奮気味に教えてくれました♪

私がミュート付けて吹いたのを、よ〜く観てるんですね。音の違いも面白かったよう!

 

よくわかってるな〜

広場でのイベント演奏は、BGMっぽく流されちゃうんじゃ?って演る方もついつい思ってしまうんだけど、子供さんは驚くほどよく聴いてます。観てます。

なんだかこういう、真っ直ぐで素直な反応を貰えると、嬉しくなって気合入ります!

 

 

ある日のレッスンでの会話

初心者の生徒さん(10歳)に「ほら、トランペットってこうやって、指押さなくても音の高さが変えられるよ〜」と吹いてみせたところ…うーんとしばらく考えたあと「息の速さで音を変えてる!」とのお返事。

ご名答!何にも説明しなくても、もう感覚でわかることもいっぱいあるんですよね!

 

 

話変わって…オンラインの音楽考察

時節柄ウイルス対策のため、オンラインでのレッスンも承っています。これからの時代、感染症対策だけではなく、台風や地震など天変地異も想定して、オンラインでの音楽活動を構築しておくことは、大切だと常々感じています。

しかしながら、トランペットという楽器は特にやはり、直に音を聴いて楽器や空気の振動を感じて、その響きに浸る体験が重要だというのも、実感するところです。

生で聴く演奏と、画面を通して聴く音楽の、厳然たる違いがあるのと同じですね。

実際、管楽器の経験が浅いレッスン生さんで、どうもサウンドに関するイメージがどこまでいっても通じない噛み合わないな…という方は、普段ほとんど生演奏を聴いたり実際に生の楽器と合奏したり、が無いということはあります。参考音源がスマホやパソコンで聴くYouTubeばかり、というケースも。

オンラインでの音楽活動は、あくまでも補助的、緊急避難的、と捉えるべきでしょうか。

まあ昨今のウイルス情勢を鑑みるに、観客と演者の安全を優先してのオンライン演奏も外せないですけれども。悩ましい問題です。。。

https://youtube.com/channel/UCbav7P8IkL2EpYG6nwZ5rdA

↑自分の企画音楽イベントでは、この1年ほどは生配信含めて、動画の発信をメインにしています。(チャンネル登録、どうぞよろしくお願いいたします♪)

 

 

閑話休題

数少ない生演奏の機会を、小さくてもそんな新鮮な発見や驚き、楽しみに変えて、これからも音楽、音を楽しんでいけたら良いなぁ♪

 

普段の音楽生活上で、ちょっと難しさと落ち込みを感じることもあったので(人間だもの!)、余計にちょっと嬉しいことが心に沁みる…そんな風に思う今日この頃です。f:id:rappappaneko:20210406170626j:image

そしてこうやってまた、生徒さん向けに教材用意したり可愛いグッズを買っちゃったり、頑張っちゃうんやな〜♡