先月は、私の個人的事情と生徒さんのご都合もあって、自宅教室でのレッスンはちょっとインターバルが空きました。(他の教室は通常運転でしたが)
それで思い立って作ってみました、飛沫防止のパーテーション。
ホームセンターに買い物に行って、ふと考えついて材料になりそうなものを見ているうちに、作っちゃえ!となりました。
これが完成形。最初に私の頭の中に浮かんだ、設計図通りに出来てる!
こちらが材料。
組み立て式のハンガーラック(コマ付き)、透明のビニールシート(ハトメ穴有りタイプ)、カーテン用リング、結束バンド。
サイズは売り場で買う時に確認済み。
出来上がりが、高さ150cm、幅75cm見当。
ちなみに下に見えているグリーンのカーペットパネルも、一緒に買いました。
ハンガーラックの下に敷いて床が傷まないようにするためと、レッスン室の響き調節のためです。
(和室なのですが、ちょっと響き過ぎな気がしているので。畳とカーテンは吸音してくれるけれど、ガラス窓と扉の部分の面積が大きいので、音がまわるのかも。)
ハンガーラックは、説明書どおりに組み立てるだけ。
上の方は、カーテンリングとシートのハトメを結束バンドで固定して、ハンガーラックの横棒に通す。
下は、ビニールシートの長さが余ることがわかっていたので、切るよりはいっそのこと折り返してやはり結束バンドで固定。ハトメ穴が付いているのが吉。
製作にかかった時間は、なんと30分間強!
材料費も3千円ほど!
こんなにあっさり作れてしまうなら、もっと早い時期に作れば良かった、と思わなくもない。。。
我ながらよくやった、出来も良い、と自画自賛。
下の折り返し部分をポケットに見立てて、楽譜本など入れてみた。
ディスプレイと実益を兼ねて?ちょっと無理がある?
良いと思うんやけど。
枠がハンガーラックなので、丈夫です。ビニールシートも、屋外使用を想定したしっかりとした作りなので、本の重さは全然大丈夫。
生徒さんが来て、試してみるのが楽しみです。(楽しみなんかいっっ)
今は、演奏お仕事の衣装が掛かってます。これが本来の使い方〜
楽器演奏時の飛沫に関しては、海外国内で様々な実験がなされています。
私も情報をいろいろ集めるようにしています。
どうもトランペットの場合は、ベル(朝顔)の先から出る飛沫は、僅からしいです。
マウスピースの横から出る飛沫が、多いという実験結果があるようで。
一番ダメなのは、マウスピースでの練習や、バズィング練習。唇をブルブル振動させて、息が直接出てくるんだから、そりゃそうだ。
聞いた話では、学校の吹奏楽部などで、マウスピース練習バズィング練習を禁止してるとか。
私は元々、自分も補助的な練習としてしかやらないし、生徒さんレッスンにも予備的に導入しているだけなのですが。
パーテーションは、レッスン時に於いて、生徒さんと講師が、お互い直接に飛沫を浴びせ合わない、直接吸い込まないようにするためのもの、と心得ています。
レッスン前後には、必ずパーテーションそのものもアルコール消毒せねば。
そして基本は、こまめな換気!と考えています。マイクロ飛沫をいかに薄めるか、ですね。
今現在、私が教えたり練習したりしている3つの教室はいずれも、外気を直接取り込める扉や窓が2箇所以上あり、換気扇が使えるところばかりです。
換気に関して好条件が整っていることは、トランペットレッスンの環境としては恵まれていますね!