もともと家に居るのが苦にならない性質の私ですが…さすがに演奏の場から遠ざかり過ぎて、知らず知らずのうちに気分が落ち込んでいるようで。
レッスンで生徒さんと一緒に吹くと、「ああ、やっぱり一緒に音出すって楽しい〜」としみじみ。
ただいま、京田辺教室と京都教室にて、その都度に受講の意志を確認した個人レッスンのみ、トランペット教室を開講しています。
どちらの教室も、個人宅のレッスン専用に使用している、充分な広さの空間です。
京田辺教室↓
京都教室(YAMAHAさんの独立タイプ防音室サイレントハウス)↓
レッスン前後の、空気も入れ替えと拭き掃除も、これまで以上に念には念を入れています。
アルコール消毒液は入手困難なので、次亜塩素酸ナトリウム溶液で、スプレーとシートを作りました。
しかし…今後の状況次第では、個人レッスンでさえも、難しい状況になると、覚悟しています。
ちなみに大阪難波教室は、今月初めに休講を決めています。不特定多数の方が利用するミュージックサロンでもあり、講師である私も京都→大阪への移動もしなければならないので、大事を取るべし、と休むことを決めました。
そのミュージックサロンも休館されました。
今月4月中の休講措置ですが、今後の状況次第で休講延長を検討します。
大阪難波教室↓
そしてそして…オンライン教室を準備中!まもなく稼動です。
今はスマートフォン一つで、オンラインで音楽レッスンが可能なのです。
オンライン教室(テスト画面)↓
鍵盤ハーモニカ奏者で、ピアノやジャズ理論の指導にも造詣が深い、友人ミュージシャン 織野ナオさんと、画面のテストや音の聴こえ方をチェック、指導内容について貴重なご意見いただきました。感謝感激!
オンライン教室用に、普段のレッスンの内容を強化して、教材パッケージを作っています。
興味がある方、ぜひ下記よりアクセスして情報をご覧下さい。お問い合わせはお気軽に!
らっぱ倶楽部 松原あおいトランペット教室↓
https://www.facebook.com/rappaclub/
譜面を書いたり、本を読んだり、音源を聴いたり…おうちの中でも独りでも、やりたいことはいっぱいです!
アナログな譜面書き、そして時代を感じるCDラジカセ〜‼︎
基本“アナログ”な私ですが、オンラインレッスン然り、時代の波に乗ることがこれからのミュージシャンの働き方改革、とこれもつくづく考えさせられています。
ということで、インターネット動画配信を試みています。
実は、外出自粛が厳しくなる前に、私の教室のレッスン室を利用して、自分のジャズユニットでのレコーディングに取り組みました。
それらの音源と動画の、編集作業に取り組む時間…新しいことに挑戦する日々です。
これまでに録音録画したものも、合わせて発信していけたら良いな、と。
主に下記の2つの場所でトラッドジャズの楽しさをお届けするべく公開をしていますので、ぜひご覧いただければ嬉しいです♪
Sunshine Jazz Trio サンシャイン・ジャズ・トリオ(私のリーダージャズユニットのFacebookページ)↓
https://www.facebook.com/sunshinejazztrio/
aoimatsubaratradjazz (トラッドジャズの曲を集めた動画Instagramアカウント)↓
https://www.instagram.com/aoimatsubaratradjazz/
もうひとつ野望は、トロンボーンでのステージデビュー!はてさて…マルチプレイヤーへの道は果てしなく遠い。でも練習する時間があるぞ〜
大胆にもInstagramに、トロンボーンやボーカルの録画もアップしています。勇気のある方、是非上記インスタグラムをご覧下さい。
トロンボーンのスタンド欲しいな…
新種のウイルスという自然災害に対して、人間は何ができるか、試されていますね。
そしてピンチの時にこそ、人間の業があぶり出されるというか。逆に、真価を発揮する場面もあったり。
(家人と軽口を叩く時は、「コロ助は世界の馬鹿ものホイホイ」などとほざく私。)
私のミュージシャンとしての信条として、政治・宗教について具体的な評価や好き嫌いを、公には発言しない、と決めていますが…今回ばかりは喉元まで出てくる言葉を必死に押し戻す日々です。
今、こうしている間にも、この世界的な未曾有の災厄の中で、音楽をはじめとする芸術・芸能や、エンタテインメントやスポーツが、存続の危機にさらされています。
またインスタントな儲けに繋がらなくても、遠い将来を見据えた研究や発明を目指す学術活動も、人類の宝であるのに、やはり資金難に陥る可能性が大でしょう。
人の交流を必須条件とする文化や技術は、簡単には無くならないと思っています。人間のあくなき探究心を信じています。
でも、本当にこのままでいいのか。。。
フリーランスや期間契約的な仕事のあり方、尊重されて欲しいです。
だいたい「働き方改革」とか「高度プロフェッショナル制度」とか、ご多分にもれず言葉だけ一人歩きして、実態はどうだったのか?
海外で有名な音楽コンクールやバレエコンクールで賞に選ばれたり、オリンピックやワールドカップでメダルを獲ったり、ノーベル賞を授与されたり、そういう場面だけ「日本人すごい」とメディアにクローズアップされて、酷い時は政治利用される。
そこに至るまでの、経済的に負担が大きかったり不安定だったりは、顧みられない。個人や団体の努力と創意工夫、情熱や精神性は報われない。その後にどんな人生を送るかも保証されない。
ノーベル賞で評価された研究者が、研究費用に事欠いてチャリティーで寄付を募るマラソンに出場、なんて信じられない思いがします…
痛みを分かち合うべきこの時、何も丸ごと補償しろなどとはゆめゆめ思いはしませんが、命を最優先に皆で協力して生き残ったその後、文化や技術が続いていく道筋は、見えていて欲しい。
“アフターコロナ”を見据えた、真の意味で民を守る、そんな国であることを心から願います。
選挙には欠かさず行ってますし、これからも欠かさず行きます!