(私にしては珍しく)この一年間の音楽的な反省をば。
演奏上では、失敗というか自分的に納得いかず不満足な出来も、複数回ありました。正直めちゃくちゃ辛かった。。。終わって独りになって泣きました、文字通り。
絶望して、もうこの世の終わり!っていうくらい落ち込みました。今年はそんなのが多かった。
それでも、人生は続く。La vida continua. 生き残ってます。
どうやってウイークポイントを克服するか。何を目指して、何をすべきなのか。自分に出来ることは何なのか。
ずっと考え続けています。
逃げずに取り組むことが、来年の課題です。
音楽の上での人間関係で、ちょっとした複雑さも実感した年でもありました。ネガティヴな意味で。新しい出会いも多かった分、ちょっと疲れも感じてます。正直SNS疲れもあるかも。
嫉妬したりされたり、板挟みになったり、ベクトルの違いを擦り合わせられなかったり…
まあそれは、学ぶべきことを学んだ上で、スルースキルを試されてるんだ、と考えることにしました。ということで一応解決済み???
一方では去年から今年にかけて、何年も前から知り合いなのに長い間ずっと同じ場で関わることが無かった人の中で、音楽活動を通じて再会して交流を持つようになった方が、何人もいます。私自身は、基本的にどちらかと言うと公私ともに孤独を保つタイプの人間だと、自分では感じているのですが、腹をわって話すことができる、一緒に居て気のおけない友人が今の私にいることは、嬉しい驚きです。
そんな音楽仲間や家族の者から「今年はあなたは、波にのってるね。運が来てる。星回りがいい年だね。」と何度も言われた2019年。
しかしながら自ら冷静に振り返ると、理想と現実の狭間でもがいた1年だった、と言うこともできますね。
自分の出来ることと出来ないことを目の前に突きつけられる、そんな出来事も多かったのです。
うん、めげずに頑張ろう。おきばりやす、ワタシ!
せっかくなので、良かったことも!具体的にエキサイティングだったことを挙げると…
先ずは、ニューオーリンズに行くチャンスをもらったこと。なんと言ってもコレ!ご招待いただいた上に、演奏のセッティングもしていただき、本当に幸運でした。スポンサーとプロデューサー、コーディネーターの方々に深く感謝しています。
そして、自分のリーダーバンドでまとまった演奏活動を、ある程度、継続的に戦略的に展開できたことは、嬉しいし楽しいです。遣り甲斐を感じてます。そうなると来年は、アレもしたいコレもしたい、といろいろ構想も膨らみます。
また、ポジティブな出会い・新しい取り組みもありました。新しい物や人と接すること自体が苦手になっていたような近年ですが、期限がある中で思いきりよく決断して実行に移す場面が多かった…未知の場所でのライブのブッキングしたり、新しい人へイベントへの出演のオファーをしたり、新企画を実行したり、初対面に近い人からのオファーを受けたり、ネット上で知り合った人と音楽情報を交換したり、知らなかった人の演奏を聴きに出かけたり、将来につながるであろうミーティングを設定したり…ざっと思い出すだけでも、軽く15件くらいそういうことがあった!友人にも話してたんだけれど、“怖いと思う間もなく、どんどん決定を下してる"感があった。それってまあまあ凄くない⁇
数年来少なくともここ5年くらいは、来るもの拒まずで本番演奏のスケジュールを入れていたのだけれど、今年は“断る勇気”を持てたことも、収穫でした。
良い顔をし過ぎない、嫌がられたり迷惑かけたりしている可能性はあったけど、自分の音楽の方向性やペース配分を優先して、活動をコントロール出来たことは、結果的に良かったです。
いろいろあったけど、毎日らっぱ吹き続けてる。それが全て、それでいいかな。
そんなふうにやっと思えるようになった、物想う年末でありました。
皆さまもどうぞ、良いお年をお迎えください♪