ちょっと遅くなりましたが、7月8月に自分の企画で開催した、オンラインでの演奏生配信についてのレビューをば。
(前にもちょっと触れましたが、活発過ぎた夏の反動で、9月は内省的に比較的静かに過ごしておりました。)
以下、夏の企画終了直後の、InstagramとFacebookからの転載↓↓↓↓↓↓↓
(主催イベントとして)初めての試みとしての、演奏配信無観客ライブを、この夏に3回開催いたしました。
1年前には想像もしなかった世界的なウイルス禍に見舞われて、どうなってしまうのか…人前で楽器を吹くこともなく、不安に駆られたり考えが内に篭ってしまうような時間を過ごしました。
それだけに多くの方に今回の配信をご視聴いただけて、つながりを感じることができたことは、私個人にとっても望外の歓びでした…
ご感想や激励、直接のご支援もいただき、主催者としても出演者としても、感激・感動しています。
そして志を同じくする、素晴らしいミュージシャン方とご一緒できた時間・空間は、私の中で宝物のようなキラキラした体験でした。
関わってくださった皆さまに、心から感謝です。ありがとうございます!
七条トラッドでは、これからもウイルス対策に配慮した形での、トラッドジャズを皆さんに楽しんでいただける企画を、発信し続けたいと考えています。
↑↑↑↑↑↑↑転載ここまで
終了から1ヶ月以上おいての、今現在の心境は…
心身の疲れは癒えて、祭りの後の一抹の寂しさも過ぎ去って。
充実感と、何ものにも替えがたい体験をした、という思い。
つくづく感じたのは、良い本番はリハから楽しい。良い本番は写真に表れる。
リハから本番から、プレイヤー同士が一曲終わるごとに、楽しい〜ええ曲や〜と言い合うって、なかなか得難いシチュエーション。
無観客ライブだから余計に変な図に見えるかもだけど、それこそがホンネ、充実の証、と私もやっていて嬉しくなってました。
そして!何より、良い本番は疲れない!
いや、実際はくたくたに疲れるんだけど。
家人が申しております。「いつもだったらライブの準備中、文句言ったり疲れた言うたりぶつぶつゆうてるけど、今回は無かったなあ〜」と。
夢中になっている。ストレス感じてないから、時間も忘れる。
そして終わった後も、心地よい疲れと興奮冷めやらぬ心地。
いつもは、何かトラブルが心に引っ掛かったりで、けっこうな期間くよくよとあーだこーだと思い悩む。
今回は、トラブルをトラブルと感じない。問題点を洗い直して解決方法を考えておいて、次に繋げる、という感覚。
大きい目的のために、その場で関わってくれた方々のベクトルがブレてないので、非常に楽に感じたことが大きい!
多少の凸凹は乗り越えられる、との確信が、常に自分の奥底にあった気がする。
嬉しい楽しいばかりではなく、今回は本当にイイものに仕上がった。
ジャズの醍醐味、ハプニングを面白さに変える、そんな場面の連続だった気がする。
実際は舞台裏を覗くと…バタバタなんですけど‼︎
振り返って改めて思うのは、関わってくださった皆さん、ミュージシャン、スタッフ、会場さま、全員が目的を同じくして、楽しんで積極的に、ひとつのものを創り上げようというエネルギーに、圧倒されて感動した!ということ。
そりゃ終わったら、寂しくなりますよ…
それくらい素晴らしい現場の雰囲気でした。
現場で関わって下さった全員の方に、心から感謝いたします!
今までと全く違う、インターネットを利用した活動ということで、宣伝も99.9%ネット上のみでした。
(しかも、余談ながら…自粛期間中に自分のパソコンが駄目になってしまったので、期せずしてスマホ一台でどこまでできるかの挑戦!になってしまいました〜)
ネットでの活動としての利点を感じたのは、海外の方にもちらほら、観ていただけたこと。フェイスブックで動画をシェアして下さった方も!嬉しいですね〜
そしてこれもほぼ初めての試み、非接触でのご支援金をお願いしたこと。思いがけずにたくさんの方からお気持ちをいただき、感激しております。
将来的な活動に繋がる、大きな後押しをいただきました。(ご支援くださった全ての方には、個別にお礼メッセージを漏れなくお送りしておりますが)この場を借りてお礼を申し上げます、ありがとうございました!
そして残念な決断ですが、秋の七条トラッドライブは、開催中止にしています。
本来のスケジュールをそのままに、オンライン配信に切り替えることも、選択肢として考えておりましたが、資金の目処が立たず、周りの協力を得るための充分な態勢も間に合わない、と判断しました。
こういう時は、一度仕切り直して、落ち着いて立ち上げ直す方が吉だとも考えました。
今は、スケジュールと運営を含めて、プランを練り直しているところです。
近いうちに良いご報告ができるよう、励みます!