トランペット、(フリューゲルホーン)、コルネット、チューバ、メロフォン、(トロンボーン)…この夏、私の前を去来する楽器たち。
この夏のらっぱ活動について、徒然に書き綴ってみます。
またまた、ブログ更新がご無沙汰になっておりました。1ヶ月があっという間でした。。。
先月は夏の始まり、ビルドアップし玉砕し涙し、また立ち直り。(詳しくは先月あたりの過去記事をどうぞ)
今月の主な活動は、自分親方本番2日間連チャン、デキシーお仕事、反省会にメンテナンス(楽器、体調、メンタル)、レッスンお仕事、友人や音楽仲間のライブ鑑賞にセッション参加、そしてあとはプライベートで家族サービスかな、というところでした。
振り返ってみると、“気付き”の多い夏でした…その時その時は、目の前のことに夢中で必死なので、なかなか拾えない。こうやってあとでじっくり沈思黙考するのは、意外に重要ポイントかも。
痛感したのは、音楽ってやっぱり独りでは成立しない。複数人数がいて、はじめて形になるんだということ。
(演奏形態として、独奏か合奏か、というのは関係ないです。ソロでやってたって、受け手であるお客様や、協力関係にある会場やスタッフさんたちとは、絶対に関わっていくわけですから。)
ミュージシャンとして、楽器が上手いとか博識であるとかは、大切なことだしアドバンテージでもある。経験を数多く積み重ねることも、それが血となり肉となり、自分の成長になることは、本当に大切。
けれど…それらをひけらかしたり、他者に対して上から目線になったり、マウントする材料になったり…そういうのを見聞きするのは非常に残念だなと。
いつもいつも、ひとつの演奏の場に対して、レベルや立場やコンディションの差異を超えて、みんなが如何に楽しく面白く、有意義な時空間を共有するか…その意識とパワーが共感を生む、それが音楽の醍醐味なんだと。
この夏、自分の経験や、気のおけない友人や仲間や家族との会話、改めていろんなことを考えさせられました。有意義でしたね。
このこと、悩んでた昔の私に教えてやりたいわ〜
でも、あの悩んで潜っていた時期があったからこその今の私、なワケで。
2ヶ月通して言えること、自分でコワいと感じるヒマもないほど、複数の企画が進行していって決まってしまって、この秋も忙しくなりそう!
思ってもみなかった挑戦や新しい試み、前から温めていた想いが形になるなど、流れに乗ってしまっています。
人とのご縁の不思議さ、タイミングの妙、人生はこれだから面白い。
夏バテしてる場合じゃねーな、気合い入れ直しじゃ〜!
マジメなお話以外にも、軽いネタをば。
先ずは、伯母バカばなし。
今年の春、姪っこが中学生になり、吹奏楽部に入ったのです。
前にも書きましたが、父もブラバン、私たち三姉妹もブラバン、だったわけです。だからこそ姪っこの部活選びには誰も口出しせず、どうなるのか様子見していたのですが…結果ブラバン入部。そしてなんとパートは、チューバ!
やはりブラバン経験者の妹婿は「え〜チューバなんて可哀想に〜」などと言ってましたが、実はチューバはわりと姪っこの希望どおり、なんだそうで。
パート決め前に第5希望まで提出できたそうで、①ユーフォニアム②トランペット③チューバ④バリトンサックス⑤パーカッション
…なんか独特のラインナップやな…トランペットは確かに遊びで触らせたりはしてたんで多少興味はあったのでしょうけど。
↑姪っこ甥っこにらっぱ吹かせるの図
ユーフォ希望はやっぱりアニメ「響け!ユーフォニアム」の影響なんかな、と訊いてみたところ、「アニメは関係無い。クラブ紹介で演奏を聴いた時『これやっ!』て何かピンときた」そう。なんやそれ、面白いチョイスの仕方。
とにかくチューバに決まって、部活はめちゃくちゃ楽しいらしく、毎日ご飯も美味しく、まるで体育会系部活の男子高校生みたいなことを言ってます。毎日楽しく音楽できるって、最高やん。オバちゃんはそれ聞けて嬉しいわ。
お盆で実家に帰って来た姪っこを連れて、行きつけの楽器屋さんにチューバの試奏に行ったりしちゃいました。さすがにマイ楽器は買わないですが、せっかくなんでマウスピースとかも、アドバイスいただいたり。私もついでに、チューバに挑戦したり。(十字屋三条本店様、試奏に演奏会場にと、今夏は大変お世話になりました。ありがとうございました!)
そして、姪っこのブラバンデビューの夏祭り演奏を聴きに行くこともできました♪
うちの家人などは、演奏準備の様子を見て「あの楽器ケース自分で運ぶん?ホンマに?」とそのハードケースの大きさに絶句。そうなん、吹奏楽部は体育会系なんやで〜
本番めっちゃドキドキして真剣に聴きました。お祭りらしく、ポップスや流行りの曲など。脳内に蘇る、自分の中高生時代。うんうん、楽しかったよな〜。ワクワクしてたよな〜。
うちの母などは、感動して涙ぐんでましたよ。娘3人ともの、吹奏楽コンクールや文化祭、定期演奏会、全部足運んで聴いてくれてたもんね。泣くなんて、んな大袈裟な…でも私もなんか胸アツでした。妹とも聴きながら「チューバ、ええなあ〜!低音ビートの魅力!うん、エエ感じ!」と言い合って。親バカ・伯母バカ・婆バカなひと時でありました。
これで(直系ではないにせよ)4世代にわたって、金管楽器プレイヤーになったなぁ〜…ブラバン経験者として4世代。
毎年8月になると、“自分的ブラバン甲子園”を特集してみよう!と気持ちがはやるのですが、今のところ実現せず。
家人が高校野球夏の甲子園ファンというかマニアなので、必然的につられてテレビ観戦してしまっているのです。
野球応援のブラバンの演奏は、規模や編成、楽曲のチョイスやアレンジなど、見どころ聞きどころ多数で論じればキリがない。まあそのうちにね。
ちなみに私の出身高校では、野球部は府大会の最高でも3回戦まで、だったので、大した応援経験はありません。でもまあ、スポーツの応援演奏って独特ですよね。自分で実際にやるかどうかは別として、研究対象としては非常に興味深い。
8月最後の「金曜ロードショー」は、らっぱの名曲「ハトと少年」が聴ける名作アニメ映画で。プレイヤーは、前「金ロー」オープニングテーマ曲でもお馴染み、数原晋さんですね。
パズーの楽器の扱いに「おいおい、ウォーミングアップ無しにいきなり曲吹くかよ」「あ〜その持ち方、マウスピース落ちる〜」などとツッコミつつ。
お詫び…
ここ最近で気がつきました!祇園祭については、同じような投稿をしてましたね、失礼いたしました。
普段かららっぱネタを、気づいたことからどんどんメモして膨らませて、ブログ記事を書いているのですが、重複しているのに気づかないというノーテンキさ…ユルい!
おまけ…
この夏、発見!
車で何回か通って「!!!」となった、居酒屋さん?の軒下。
これは、メロフォンではないですか?!(マニアック!)※ちなみにこの写真、私は運転せずに助手席から撮ったものです。
ということで、車で通り過ぎるだけでは一瞬過ぎてわからないので、歩いて見に行ってみました。ちょうど昨日、仕事関係の打ち合わせで近くまで行く用事もありまして。
間違いなくメロフォン。懐かし〜!
ヤマハ製なので古いと言っても確実に1970年代以降のもの。(私が中学生で吹いていたメロフォンは、ニッカン製でしたから‼︎)
ウォーターキーが取れてしまってパテか何かで埋めてるらしい。油煙やホコリでちょっと可哀想なことになってますが、楽器の状態としてはそんなに悪くはなさそう。
そしてベル部分を覗き込んで驚き、ランプシェードになってるのね〜!
メロフォンについては過去記事を↓
ちなみにこのお店は、京都駅近くのとある有名なラーメン店2軒の並びです。たまたま昨日のこの写真撮影時は空いてましたが、いつも長〜い行列で、特に最近は海外からのお客様も多そうです。ちなみに私自身はラーメン食べる文化には染まってませんので、未入店です。いつかは食べてみようかな…
独り言…
トラッドジャズ中心のセッション大会を、目下企画中。シリーズ化したい!
前からやってみたかった、トロンボーン(ただしプラ管)に挑戦しようかなぁ〜
おまけのおまけ…
姪っこのブラバン話で盛り上がっている時、甥っこ(5歳)が「ユーフォニアムって何なん?あれのこと?」と指差したのが、壁に掛かってた版画。
甥っこよ、それはおばちゃんが吹いてたことがあるホルンだわ。あなたのママが中学生の時に描いたやつ。でもちなみに妹たちは2人とも、ブラバンでサックスやってたんですけどね。
上記のとおりブラバン青春真っ只中の姪っこは、甥っこも将来ブラバンに入るように洗脳活動中。…そんな甥っこの将来の夢は、去年からブレることなく「星野源になること」!「星野源のバンドには、チューバは無い!」と言い張ってます。
以下、この秋の活動情報(部分)↓