rappappanekoのらっぱ日記

あおいのトランペットよもやま話

クーリングダウン

私は1日のプレイの締めくくりに、クールダウンのエクササイズをします。

やはり、心身の状態がどうしても吹けないくらい悪い時や疲れ切っている時以外は、やるようにしています。

特に演奏上でキツいスケジュールが続く時は、絶対にやった方が、コンディショニングの効果が上がります。

 

 

 

中低音域から下を、スケールを使ってレガートで上がり下がりするようなパターンです。

音量は、大き過ぎない小さ過ぎない、その時の自分が吹きやすいダイナミクスを感じながら、が効果的です。

疲れている時だからこそ、体全体を使った大きいブレスと、唇へのプレスが最小限になるように、注意を払います。

 

 

 

生徒さんの中にはなぜか、これめんどくさいしやりたくないと露骨に渋る人がいましたね〜。

いやいや、酒を一杯やるより、クールダウンよ?数分間で効果があることは、やりましょうよ!

 


私の音大時代の師匠ダニエル・ドワイヨン氏直伝です。私も必ず毎日やります。なんならアレンジして2回ぐらい。

 

 

 

数時間の練習、特に実際の曲に取り組むと、やはり疲れます。本番後はとっても疲れる!当たり前です。

唇の粘膜を息で振動させて、それを口の周りの筋肉で支えて微妙なコントロールをし続けるのですから。

楽器を持つ腕、エアの圧力を調整し続ける体全体も、疲労はあります。

バテて音がダメになる前に、きちんと休憩を取っていても、疲れというのは避けられません。

 


簡単な吹きやすい形の音を吹くことで、カラダと脳みそに良い状態を思い出させて、良いサウンドのイメージで1日を終えるようにします。

きっと次の日の“朝のひと吹き”の、良い動きにつながることでしょう。

 

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しんどくても本番の後、吹いた方がいいんだよね〜。。。

 

 

 

☆ワンポイントアドバイス

1日の練習の終わりは、クーリングダウンで疲労感を和らげて、プレイを終了しましょう!

激しい運動の後の整理体操と同じで、疲れて硬くなった筋肉をほぐし、明日にまた良い状態でウォーミングアップを始めるためです。

 

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