最近、ミュートの使い方をよく褒められるようになった。いや前から時々それっぽい感想は時々お聞きすることがあったんだけれど。
(自慢とかじゃないので、聞き流して下さい〜)
自分ではよくわからないまま、かなり自己流でやっている。
こうやったら面白いかな〜の気分だけ。
東京でも2、3人の方から、良いね〜と言われた。
つい最近は、フェイスブックやインスタグラムに上げたものに、良いサウンドだとコメントがついたり、そのライブの動画を撮ってくれた友人が、凄くイイ!と言ってくれたり。
https://www.facebook.com/sunshinejazztrio/videos/235224344090025?s=100000154973097&v=e&sfns=mo
↑この動画です。
私の教室のレッスンでもこの夏、ミュートを使って曲を吹くことに挑戦中!
ミュートをつけると、抵抗感は間違いなく変わるし、スタミナも奪うし、音程も変化する…かなり吹きにくくなります。
なので、初心者のあいだはミュートでのプレイはオススメはしないものの、でもミュートプレイはトランペット吹きの憧れ、トランペットという楽器の大きい魅力の一つでもあります。
私も最初はミュートに苦手感が強くて、でもライブとかやるとミュートを使うとムードが変わって良いんですよね。効果的。
なので色々工夫するようになりました。
よく使うのは、プランジャーとハーマン(ステム無し)かな。+(クローズ)と○(オープン)で、強弱、音程のベンド、伸ばしの音のビブラートとか、いろいろニュアンスを付けるのが、面白い。
ブルース系のバラードとかボーカルのバックとか、ちょっとユーモラスな曲調とか、ステージの雰囲気を変えたい時…ある程度プランも考えますが、その場の雰囲気で決めることも多いです。
そういえば、先日のニューオーリンズで、面白いミュートづかいを見聞きしました。
Lucien Barbarin & Palm Court Jazz Band、文字通りパームコートカフェという生演奏ステージのあるレストランで、私たちはこちらのバンドの前座演奏をさせていただいたのですが、このバンドの演奏がまた、素晴らしかった!
緩急メリハリというか、うねりというか、惹き込まれる演奏でした。(諸事情により中座させてもらったので、この凄いメンバーにシットイン出来なかったのは残念…)
写真では少しわかりにくいのですが、トランペットの方のミュート遣いが、ストレートミュートにプラスしてプランジャーを使うという、合わせ技‼︎
このミュートの組み合わせ、私も日本に帰ってきて早速ちょっと試してみましたが、効果を上げるにはもうちょっと研究が必要です。
この方(お名前失念、明るい音と豊かなダイナミクスで素晴らしいトランペット!)吹いている時に、興に乗って盛り上がってくると、椅子ごと後ろに傾いて仰け反ってらっぱをベルアップして吹く!コケないかちょっと見ていてハラハラしましたけど…
あとでちょっとご挨拶して話してみて、気になっていたフリューゲルホーンも見せていただきました。これも写真ではわかりにくいんですが、なんと4本バルブ!初めて見ました。どんな音か聴けなくて、これまた残念。
画面右下に見えるのが4本バルブのフリューゲル。
ニューオーリンズの素敵なライブレストラン、パームコートカフェ♪
まかないのガンボとレッドビーンズアンドライス、メチャ美味でした。
明日のライブも、ミュートいろいろやってみよう!