だいぶインターバルが開いてしまい、すっかり春の空気、暖かさを感じる時期になりましたが、結果報告をば。
主に使っている楽器
シルキートランペット 約30年もの
バックコルネット 約3年もの
ヤマハトランペット 約35年もの
に対して、
以下の種類のバルブオイル
ラトロンバ T2
ラトロンバ T3
ウルトラピュア プロフェッショナル
ウルトラピュア ウルトラライト
をそれぞれ組み合わせて1ヶ月間使ってみる、というお試し。
結果は…
オイルがどれも、粘度が低いサラサラ系なこともありましたが、使用感は特にどれも問題無く。
ただ比較的、ウルトラピュアの2種類が、バルブを動かした感触が軽くて、操作性が増す感触はしました。
2種類の間でそんなに差は感じず。寒い時期はこのメーカーのが良さそう。
そして…これは好みによりますが。。。
ラトロンバのは、私は臭いが駄目でした。
昔からあるT2は薬品のような、そして新製品のT3の方は魚臭いような生臭い感じの臭いを感じます。
吹く楽器なので、ニオイは私にとっては重要要素ですね~
※結果がざっくりなので、報告もざっくりなります~
暑い時期にはまた別で、いつか観察日記やってみようと思います。
あ、グリスも使い比べ、いろいろしてますので、またいずれ。
以下余談。
ウソかホンマか?というエピソード。多分彼のキャラから言ってホンマの話、かな?
私のカナダ人の師匠ダニエル・ドワヨン氏は、極寒の中でマーチングバンドなど野外で演奏する時、ブランデーをバルブオイルの代わりに楽器に差していたとか。。。アルコール度数の高いお酒だと凍らず粘らず、潤滑剤になるとかで。
また、マウスピースのリム(唇にあたる部分)がプラスチック製のものを使わないと、唇がマウスピースに凍りついて、剥がす時に怪我をするから危険だとか。想像すると…怖い!
それにしても…四季があって気温や湿度に大きく違いが出る日本って大変です。
われわ金属の楽器は、温度はともかく湿度の影響は受けにくいですが、クラリネットやギター系、バイオリン属など木製の楽器は大変だな~と思います。ピアノなんかも中に除湿剤入れたりしますもんね。
クラリネットの方が、お菓子なんかに入っている乾燥剤を取っておいて、楽器と一緒にケースの中に詰め込んでるのが、印象に残ってます。大変や~…
以前にもちょっと触れたと思いますが、アルキャスオイルの話題。
サラッと系で使いやすく、ヘビーユーザーも多いこのオイル。
昨年メーカーが生産中止したとかで、SNS上では買い占めに走るユーザーの話もありました。(私も2本確保)
でもまだ在庫が結構有るとか無いとか、生産を引き継ぐ業者が現れたとか無いとか。
今現在はまだ、楽器店によっては店頭で見ます。
定番商品なので、全く無くなっちゃうのは寂しい気がしますね。選択肢は多い方が良い。