サッカーワールドカップロシア大会も終わりましたね!
今回も熱心にテレビ観戦して、「らっぱ目線のサッカー観戦」というミニコラムも、シリーズ化して???3回もアップしてしまいました…
「スポーツとトランペット」というタイトルで記事を時々書いております。①~③は今年の冬季オリンピックの時でした。
テニス、相撲、水泳、フィギュアスケートなどなど結構なんでもスポーツを観るのは好きです。
その中でも私が、音楽やらっぱ、ジャズ演奏に於いて、最も大きい影響を受けているのは、サッカーだといって良いかなと思います。
最初にハマったのは、ベタですが日韓W杯の時。メキシコ音楽を演奏している関係で、当時のメキシコチームのキャンプ地だった福井で関連イベントに出演したりもしましたね。懐かしい!
そのあと、スペインリーグの「ティキタカ」に魅了され、、、現在に至るという流れです♪
私が好きだなと感じる演奏は、もちろんトランペットプレイヤーがセンス溢れる歌心を素晴らしいテクニックでもって表現しているものが多いです。
でも、楽団全体のコンビネーションやバランスが絶妙なもの、個々が聴き合って反応し合ってひとつの絵を描くような演奏により惹かれます。
サッカーの面白い試合は、まるで良い演奏を聴くように、リズムやハーモニーを感じます♪
W杯関連のウェブニュースや新聞もひととおり読んでいます。
印象深かったのは、とある優勝候補チームと古豪チームの対戦についてをレビューした、Jリーグの外国人監督による新聞記事。
現代のサッカーは、偶発的に誕生する個の才能に頼るだけでは勝てない。監督には、チームの組織力を高める重要な仕事を求められている。
組織力が個人技に勝ったという単純な評価ではない。勝利チームのエースは、日常生活で歯磨きをするように当然のように、守備にも奔走していた。そこが勝敗を分けた。
という論を語っておられました。
…音大時代の師匠に言われた言葉を思い出しました。奇しくも同じような喩えで、「朝起きて、顔を洗ったり歯を磨いたりするのと同じように当然の毎日の習慣として、トランペットを吹くべし。」と。
こんな風に、私はサッカーの専門家ではもちろん無いので、ワールドカップという世界有数のスポーツの祭典にまつわる様々な事象を、一喜一憂しながらも、自分の最大の関心事 トランペット&音楽 に投影して楽しんでいるだけですが…
(なので、私の勝手な試合レビューなどは、ここではブログ趣旨にも反するので控えます。実際のテレビ観戦では、“お茶の間解説者”に変身してますが)
また四年後も、楽しみです♪
余談その一
今回のワールドカップでのNHKの放送テーマ曲は、サチモスによるもの。サチモスのバンド名由来は、トランペッター ルイ・アームストロングの愛称“サッチモ”から。まあ彼らの音楽はジャズではないし、バンドメンバーにトランペッターも居ないですが。今回のテーマ曲は賛否あったみたいですが、私は好きです。
そう言えば、ベリー・グッドマンってバンドもありますね。バンド名は、言わずと知れたクラリネットプレイヤー ベニー・グッドマンをちょっと意識してるそうで。
余談その二
訳あって私のらっぱ音楽人生には、メキシコという国が深く関わっているのですが…
今回のW杯の観客席、何故か本当に、ファイナルまで観客席にメキシコサポーターがちらほら見受けられた気がします。私が気づかなかっただけで、いつもそうなんでしょうか…?
余談その三
初の決勝進出を果たしたクロアチア代表。決勝トーナメントの3戦全部が延長戦ありで、中3日でのマッチアップは、全て延長戦無しで勝ち上がって中4日で決勝を迎えるフランス代表より、スタミナ面でかなり不利だったはず。
驚くべきは、データ上ではクロアチアは、3戦でチームの総走行距離が増えていたそうで…!「走り勝つ」とは良く言ったものです。
らっぱも、スタミナが常に課題ですが、普段から「走り勝つ」を意識してプレイしたいものだと思いつつ、うまくいく時もいかない時も。。。なんてことも考えながら、決勝を観ちゃいました。
クロアチアは初優勝を逃して残念でしたが、決勝戦はそれまでの疲労を感じさせない、随所にリズムとハーモニー、そして技の数々が光る、見応えのある面白いゲームでした!
※写真は、あんまり記事内容に関係ありませんが、可愛いので。博物館で見た、メキシコの骸骨楽団。