rappappanekoのらっぱ日記

松原あおいのトランペットよもやま話

スポーツとトランペット②

私自身は、スポーツするのは苦手です普段の生活で体を動かすのは苦ではない(ずーっと歩いたり自転車に乗ったり、少々荷物が重くても、あんまり気にしない)けれど、子供の頃から何事も夢中になることは無く。

水泳やスケートも機会があれば参加はするし、トレッキング程度の山歩きも時々はしたし、でも、球技は全体に下手(ボールがあさっての方向に飛ぶ!)、体操系は低レベル(跳び箱は低い、鉄棒は出来るようになるまで時間がかかる)。マラソンや本格的な山登りは「なんでこんなんやるんやろ?」という感じ。

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そんなこんなで、十代の頃から音楽にのめり込んだ次第ですがご多聞にもれず、学校のブラバン吹奏楽)ってわりと“スポ根”なんですよね~

1時間耐久ロングトーンとか、腹筋や走り込みしてから楽器吹くとか今思えば根拠無いこともあったんですが、若くて体力もあって青春してた?!ので、あまりギモン持たずにしているようなところもありました。

ちなみに、中高ブラバン時代はどちらかというと弱小クラブで、顧問の先生の指導が厳しかった訳ではなく、先輩が後輩を代々自己流で教えてるような雰囲気でした。


スポーツ科学の考え方を意識しだしたのは、高校生の頃に読んだ「マジオ金管教本」がきっかけかもしれないです。

当時借りて読んだだけなので、今手元には持っていないのですが、「息を吸う時は、溺れている人が水面に出て来た時のように必死で吸うこと」とか「息を出す時は、練り歯磨きのチューブから中身を押し出すように」とか、感覚をイメージに置き換えるような表現がしてあったと記憶しています。

もう一度改めてじっくり読んでみたい一冊です。


また音大に入ってから、師匠ダニエル・ドワヨン氏から「トランペットを演奏することは、自転車の両輪と同じ2つのタイヤが要る。フィジカルとメンタル、この2つが動かなければ前には進めない」とも言われたことも、私にある視点を与えてくれたと感じます。


実はブラバン時代音大時代はあまり感じなかったのですが、社会人になって、お仕事で演奏したりまた慣れないメンバーやジャンルで演奏したりの場面で、よく「しょうもない」ミスをすることが気になった時期がありました。

自分の技量不足で吹けないことは、対処のしようがある程度わかります。でも、緊張したり何かに気を取られたりで集中力を欠いてミスするのは結構悩みました。


若い時期は練習量をこなすのは、体力もあるのでなんとかなる面もあります(でも本当はやっぱりスポーツ科学の面からも、やたらやみくもに練習するのはダメですが)。

メンタル面は、スポーツのメンタルトレーニングに関する実践的な本を読んだりして、これは誰にも直接教わらなかったことだったので、役に立ちました。

自分に対してももちろんですが、生徒さんに接する時も確信を持って指針を示す根拠になりますね。

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私自身は、元々はどちらかというと鈍臭くて気も小さい、トランペットを吹くには向いていない性質だと感じています。地味な研究と練習でなんとかなってるタイプだと思っています。

その分、自分の人生としてはチャレンジの連続で、面白いものになったかな、と。ちょっと大げさに言うと、ですね。