つい最近とある観光地へ行った時のこと。
お昼どきでカフェに入ってランチをいただきました。
お洒落で美味しく、ご当地名物推しなお店で、楽しく過ごして、エントランスを出ようとすると…
らっぱ発見!草花や雰囲気のある小物に囲まれて、飾られていました。
思わずお店の方に声をかけて、じっくり見せていただいちゃいました。
かなり古い時代のもので、今は作ってないような形ですね~
全体にツヤ消しサテンシルバーっぽく処理されており、たぶん茶色に見えるところはラッカーメッキが取れてしまっているのだと思います。つまり元々は金銀のツートンカラー。
3番抜差管のところの出っ張りは、マーチング用に小さい譜面台を取り付けるためのパーツです。
で、ベルを見ると「NIKKAN TOKYO」の刻印が!そう、このブログでも度々取り上げてきた私が持っているバリトンホーンと同じメーカーです。(刻印の画像は「ミニコラム vol.11 まさかのバリトンデビュー!」 http://rappappaneko.hatenablog.com/entry/2018/01/30/111100 、NIKKANについては 「ミニコラム vol.12 バリトンホーンのビフォー→アフター」 http://rappappaneko.hatenablog.com/entry/2018/02/01/191900 をご覧下さい)
マウスピースもおそらくニッカン製だと思われますが、ナンバー読み取れず。
2番ピストンシリンダーのモデルナンバー?とシリアルナンバーの部分が、かなり激しく凹んでいます。2番ピストンが途中で引っかかっているのはそれが原因でしょう。
オーナーさんはトランペットをされていたとのお話ですが、もう演奏には耐えられない状態の楽器かもしれません。
でも、良い感じにエイジング、ウェザリングされていて、それがディスプレイに活かされていて、ちょっと嬉しくなってしまいました。
快く写真も撮らせて下さったカフェの方、ありがとうございました!