数年前からの試みで、ライブ形式の発表会に加え、生徒の皆さんが一堂に会しての合同レッスンで、各々の練習の成果を発表し合う場も設けています。
「発表会」となると、ある意味構えて開催することになります。私も含めて生徒の皆さんそれぞれ、録音や録画をレビューして、良かったところ足りなかったところを確認しています。
「合同レッスン」は、もう少し気軽に自分の演奏能力を試して、お互いの良いところを見せ合って刺激を受け合えれば、という意味合いがあると思います。
トランペットという楽器は、奏法を安定して吹くのが難しい。でも、だからこそ音色に個性を吹き込むことができる、と改めて感じました。
響きが豊かでアピールする音、少しハスキーで落ち着いた音、明るく派手な音、まとまりのあるソリッドな音…プレイヤーの吹きたいイメージや好きなサウンド、それがダイレクトに表れるのがトランペットなんだな、と。
先生としては改めて、「美しく響くサウンドでまっすぐロングトーンを吹けること」「クリアで無駄のないタンギング(スムーズなアタックとリリース)」「センスのある演奏で音楽を楽しむ」を目標に掲げたいと思います。
私の音大時代の師匠の言葉「まず楽器を美しく響かせること。どんなに高い音や早く難しいパッセージを吹けても、音が汚かったら全く意味が無い。常に100%綺麗なサウンドを奏でること。」
師匠は海外在住につき今は連絡取ることが少なくなりましたが、これは一番の大事な教えとして、心にいつもあります。
前回の発表会後から、新しくオリジナルの課題を少しずつ皆さんにお渡ししていって、基礎になるロングトーンとタンギングをますます充実させています。
そして課題曲を実際に演奏することを通して、音楽理論的な側面を勉強しているところです。
↓大阪難波教室ご案内
↓松原あおいトランペット教室 大阪難波教室=会員制ミュージックサロンMusicraft
http://www.mahoroba.com/music/
↓地元京都でも教室をしています。お問い合わせはお気軽にどうぞ!
aoi-sings-songs@softbank.ne.jp