rappappanekoのらっぱ日記

あおいのトランペットよもやま話

トランペット教室合同レッスン開催しました(完結編)



※諸事情によりブログ掲載が遅れてしまいました。2016年12月下旬の記事ですが、一読いただけると幸いです。


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最後は「お疲れ様でした」「バテたけど楽しかった」「発表会でまた会いましょう」と、充実感いっぱいでお開きとなりました。

これから、発表会に向けてますます演奏に磨きをかけていきたいところです。


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今のこのトランペット教室の本当に良いところなのですが、皆さん心から音楽を愛して、トランペットに夢中に取り組んで下さってるんですよね。トランペットを吹く難しさ、一つづつ出来るようになる喜び、それらを一人一人が身をもって体験しているからこそ、集まって演奏をした時に、お互いのプレイに対してリスペクトをもって聴き合うことができる。刺激を受けあって、次はもっと楽しいことレベルが高いことに挑戦できる。

私もいつも、生徒の皆さんからインスパイアされて、トランペットを吹いています!


2ヶ月後の発表会、今からとても楽しみです!


トランペット教室合同レッスン開催しました(後編)

ここで休憩と昼食を兼ねて、ちょっとブレイク。軽食を取りながら、歓談タイムです。

「〇〇くんのアドリブ部分、すごく良かった!あれは誰のソロを取ってきたのかなぁ?」「あのクラシックの名曲演るなんて、すごいチャレンジ。良くやってるね〜」「××さん、間違えたりしながら吹くんだけど、時々すごく良い音出してて、それが良いとこなんだよね。」それぞれの演奏や選曲の良いところが話題に登ります。


各自が使っている楽器のことも話題になりました。皆さん楽器のクラスもモデルもいろいろです。今はたまたま、バックかヤマハのユーザーが多いですね。

レッスン歴が長く楽器を買い変えた方は、だいたい講師の私が付き添って、楽器の試奏をしてから購入されています。スムーズな上達のためには、ある程度品質の良い楽器はお勧めするものの、楽器の価格と演奏の腕は、必ずしも比例するわけではないので…

マウスピースの変更も、必要に応じて相談にのっています。はっきりと出したい音がイメージできている人には、アドバイスもしやすいですね。

音楽談義に花が咲くのも、また楽しい集まりになって、本当に良かったです。


休憩後は、再び全員で基礎練習をしました。

軽くチューニングを…とここにきてこれが合わない!午前中で既にちょっと疲れてしまったのか、休憩を挟んで意識が散漫になったのか。もう一度、ブレスのコントロールから確認して、よく音を聴くように集中します。

そして、メトロノームに合わせて簡単なスケールを吹いてみました。

競争にならないように、音量やテンポも揃えて合わせるように意識します。


(大阪で教室をしているレッスン室の様子。会員制ミュージックサロンをお借りしています。)


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トランペット教室合同レッスン開催しました(前編)

今月は初めての試みで、合同レッスンを行いました。現在、複数のグループレッスンと個人レッスンで教室を開いているのですが、生徒さんたちの交流を兼ねて全員参加のレッスンを設けました。

皆さんもう何度か発表会などで顔を合わせている仲間で、お互い「久しぶりです!」「どうも〜」などとそのあたりはリラックスムードです。

お仕事や年齢、これまでの音楽の経験などは様々です。


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先ずは各自で音出しをしてもらいます。特にこの時期は気温が低いので、冷えている楽器と身体を温めておくのは大事です。

全員揃ってチューニングから始めました。普段のレッスンでも、ピアノの音を聴いて自分の耳で合わせるトレーニングを毎回必ずしています。

「なかなか良い感じですね〜。この音をキープしてよく覚えて下さいね!」この時は人数が多いのにも関わらず、わりと合わせ易かったです。日頃の訓練の賜物?


生徒さんたちのレベルは多少差があります。得手不得手が人によってかなり違う状態ですね。

ということで、シンプルなロングトーンタンギングの基礎練習を皆で一緒にやってみました。

ブレスをたっぷりとってコントロールして、まっすぐによく響く音をシンプルに並べることに、集中しました。

意外に難しい!ちょっとずつチューニングも狂ってきます…時々注意を促して、よく聴いて音を調整します。


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ウォーミングアップで文字通り温まってきたところで、1人ずつ個人で練習している曲を披露してワンポイントレッスン。

発表会に向けて、皆さん思い入れがあって選んだ曲の種類は実に様々です。クラシック曲をアレンジしたもの、ディキシーランドジャズの名曲、好きなプレイヤーの演奏のコピー演奏、トランペットソロの定番のジャズチューン、行進曲、ミュージカルなどのボーカル曲…

トランペットを吹くのは、「歌う」感覚とほぼ同じ。ブレスを取ってフレージングを大切に、強弱や抑揚を表現します。センスやテクニックが問われるところですね。

レッスンしている人も聴いている人も真剣そのもの。失敗してしまったことにアドバイスをしている間も、皆さん自分のことのように聞き入っていました。そして、良いプレイが出ると思わず拍手が起こります!


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新しい楽器 その後

バックのコルネットを使い始めて2ヶ月近く経ちました。




フェイスブックに、折々の演奏活動の告知やレポートを上げているのですが、早くも反応が!


https://m.facebook.com/aoi.matsubara.75?ref=bookmarks


「憧れのロングタイプのコルネット」とコメントを下さった方がいらっしゃいました。

おそらく首都圏のトラッドジャズのトランペットプレイヤーの方で、写真だけでわかる方はわかるのですね〜

トラッドジャズの師匠にも「ロングタイプコルネットは小編成アンサンブルの時は、きっといい感じになるのでは」と言っていただき、一緒に演るプレイヤーやお客様にも評判が良いので、これからますます楽しみです。

ただ、そろそろ第一印象の良さのみならず、「ここの音のこのツボには、ちょっとハマりにくい」「こういうフレーズ吹く時にちょっと抵抗感が強く感じて、無理やり吹き込んで鳴らそうとしてしまう」みたいな、「言うこと聞かない感」が出てきてます。

毎日丁寧に、息吹き込んで鳴らして育てていかないと、ですね〜



http://rappappaneko.hatenablog.com/entry/2016/08/31/173213


↑前回のブログを見ていただくとわかるのですが、バックのオリジナルのケースがカッコいい!

見た目クラシカルなスーツケース仕様で、重厚で頑丈。

しかしながら…重い!ショルダーに出来ないので、どうも持ち運びには不便なのです。


トランペットとは形が違うので、愛用のシングルケースにはつかえてしまって入らない。

ダブルケースとトリプルケースには入るけれども、コルネット1本持ちの時には不向き。

そしてこれ以上、ケースを購入して増やしたくない…


前に使っていたショルダー持ちのトランペットシングルケースは、中に空間の余裕があってコルネットの形でも入るので、ウレタンやクロスをクッションに作って、改造することにしました。

どうなるかは、続報乞うご期待。



それと…バックの楽器が初めてなら、バックのバルブオイルも初めてで、これがなんとも言えず匂いがキツい。

灯油かガソリン?系のアブラ臭い匂いで、今までの他のメーカーではあんまり無い感じです。

揮発性も高いのか、わりとすぐにバルブが乾いて動きが悪くなるので、しょっちゅうオイルを差さなければいけない印象です。

(まだ新しいので、油分が金属に馴染んでいないのもあるかもしれないけれど…)

これを使い切ったら、他のオイルを試すつもりです。



(筆者近影、先週末の京都にてJazz at Sanjo)

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新しい楽器

この夏今月の初めに、ついに新しい楽器がうちにやって来ました!

仕事柄、楽器屋さんにはよく行くし、生徒さんの楽器を選びに行ったりもするので、マウスピースや楽器の試奏も、機会があればしています。

でも、新たに楽器を購入するのは、何十年ぶりになる勢い。


近頃は、ネットや通販を利用して楽器をチェックして、マメに楽器を売買する方もいて、そういう流れには全く乗っていない私です。

たまにネット上の中古楽器なども見てはいたものの、気軽に手に手を出すのはなんとなく気が乗らない…


単純に資金不足とも言いますが、なんだか、私にはコレクター気質は無いようで、せっかく買うならとにかく実際使えて自分の気に入るものを、と思ってるんですね。

よく言えば、「少数精鋭」ということで。


実は今回買ったのは、トランペットではなくコルネット、それもロングタイプという一般には少ない種類。

ロングコルネットは、ある意味時代の産物である型の楽器で、私が演っているアーリージャズ(オールドジャズ)では、よく使われます。


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しかも、Vincent Bach製。

私はバックの楽器には縁が無くこれまできたのです。最初に楽器を買う時も、楽器店で試奏させてもらう時も、どうも相性が良くない感触で…ヘヴィーで、鳴らすのにパワーが要る、コントロールしにくい、という印象を持ち続けていました。

ところが今回のコルネットは、低音から高音までよく響き、音程もしっかりハマる。サウンドも輝きと深みがあって、歌い易い。


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ほとんど、一目惚れのノリで購入を決めました。

ただなぜか、マウスピースのフィットが良くなかった。(楽器とマウスピースで同じメーカーで、ちゃんと嵌らずグラつきがあるのは、どうなんでしょう???レアケース?)

輸入元に送り返してリペアで診てもらったり、結局マウスピースを選び直したりで、手元にやってくるのに10日間ほどかかりました。


楽器を入手できた次の日にライブがあって、いきなりですが使ってみました。

本当は、せめて1週間ぐらいでも吹き込んでからデビューさせたかったんですが…おニューを試す(見せびらかす?)誘惑には勝てず。

周りの評判は上々で、やはりアーリージャズには合うのかもしれません。

その後も8月は本番で2回使い、しばらくトランペットをメンテナンスに出すので、9月はコルネットに専念して、本格的に鳴らして育てていく計画です。


お気に入りの一本に出逢えて、良かった!

1年以上前から、こだわって探して入荷して下さった、楽器店の担当さんに感謝!です。

6月7月のらっぱ活動

☆近日のらっぱ活動の情報を、末尾に追加しました。


先月と今月は、普段演っている古いジャズとは違うジャンルの音楽を演奏する機会が、多かったです。

いつものトラッドジャズはある程度慣れていることもあり、曲目やペース配分がイメージしやすいのですが、曲の種類や演奏するグループの楽器編成が変わると、合わせるのにちょっと気を使います。


トラディショナルジャズでは、人数は多くても6〜7人で、楽器もPA(音響機器)も使わないアコースティックな演奏が多いです。

それ以外で私がここのところ参加したバンドは、エレキギターエレキベースを使ったワンホーン(管楽器がトランペットだけ)のスタンダードジャズのユニット、そして総勢約20名のビッグバンド、でした。


PAの有無、本番の音場の具合、で自分自身の楽器の音と周りのサウンドの聴こえ方が変わり、モニタリングがしにくいとどうしてもペース配分もしにくいので、コントロールを失ってスタミナを消耗してしまいます。

トランペットは朝顔の部分が前を向いていて、プレイヤーからは前で鳴っているナマ音は絶対に聴くことができないのが、宿命です。

ナチュラルにバテ易い楽器、ということが出来ますね。


今年前半は、耐久力持久力を上げるために、普段から絶対的なプレイ時間を増やすように心掛けてきました。

来月は、1日のあいだに違うバンドの本番が重なったり、厳しい条件でのプレイが待っています。

また気持ちを新たに、日々精進、積み上げていこうと思います!


♪オマケ情報♪

今日コンビニで見つけた「週刊文春 8月4日号」の表紙が、あまりに可愛いコルネットのイラストで、思わず買ってしまいました。

和田誠さんの作品、8/4はルイ・アームストロングの誕生日だからだそうです。(ただし、ルイの誕生日については諸説あり。何しろ100年ほども前のことですからね〜)



https://m.facebook.com/Kyoto7JouTradJazz/?ref=bookmarks

今週末8/6にライブやります♪
隔月にこのトラッドジャズのイベントを始めて、この夏で丸2年になります。
ぜひ皆さま、お気軽にお出かけください!

6月6日は楽器の日 & トラディショナルジャズセッション

本日(昨日?)は6月6日は、「楽器の日」だそうです。
古くから言われている「芸事の稽古はじめは、6歳の6月6日にする」という習わしからきていて、この日から始めると上達が早いと言われています。


何事もですが、長く続けるというのは大事なことですね。特にトランペットのような音を作り出すのに時間がかかる楽器は、長く続けることに加えて、上達していくプロセスを1つ1つ楽しむことが、欠かせないなと感じます。


生徒さんたちのレッスンでも自分自身の日々のトレーニングでも、「いつかできるようになりたい理想の音楽」は、「この高い音が出せるようになった!」「最近、音がキレイに響くようになった!」「前は吹けなかった難しいフレーズが、らっぱで歌えるようになった!」など、小さな喜びの続きの先に、見えてくるものですね。




一昨日は、「京都七条トラッドジャズ」というイベントのライブを開催しました。

始めてから2年近くになるこの企画は、私の地元京都の地で、トラディショナルジャズを楽しむ集まりです。


レギュラー出演バンドに加えて、ゲストのバンドやプレーヤーをお呼びすることが多いのですが、今回は初めて、セッションのステージを企画してみました。

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最終的にバンドも含めてプレイヤーは15人ほども集まっていただきました! トランペット、トロンボーンクラリネット、ソプラノサックス、アルトサックス、ギター、バンジョー、ベース、ドラムそしてボーカルの方もおいでいただきました。

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トラッドジャズに初挑戦の人、すでに何回かこのイベントに飛び入りされてる常連のお客様、いろんなバンドで経験を積んでいる方。

初めてのメンバー同士でも、多少のハプニングが起こっても、出来てしまうのがジャムセッションの醍醐味です!

ここでもやはり、何度か続けていろいろ挑戦しているプレイヤーの進化を見ることができて、面白かったです。「継続は力なり」。

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最後はディキシーランドジャズのスタンダード曲「聖者の行進」を全員で!!!

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この、私のライフワークでもあるイベント「京都七条トラッドジャズ」の情報は↓


https://m.facebook.com/Kyoto7JouTradJazz/?ref=bookmarks


2ヶ月に一度のイベントライブで、次回は8/6に開催です。

是非、生で古き良き時代のジャズをお楽しみください♪

或る日のレッスンノート

*は、ひとこと解説です。



5/21(土)10:30〜12:00 大阪難波教室 週末組 

*グループレッスンは90分/月2回で、現在、週末組(主に土日祝の午前中)と、平日組(平日の夜)の2クラス開講中


〔10:30〜 10分間〕

チューニングをC音で。ピアノの音に合わせて、チューニングメーターで1人ずつでも確認。体が固まらない範囲でブレスをたっぷり吸うように心掛ける。

*このクラスの生徒さんたちは、ほぼ毎回レッスン前に各自音出しをしてくれているので、ある程度口もほぐれている状態でレッスンスタート出来ます。助かる〜


〔10:40〜 10分間〕

基礎練習 ロングトーン ♩=80で16拍(8拍クレッシェンド8拍デクレッシェンド) 真ん中G音から音階でチューニングC音まで順番に。音の出だしや終わりが曖昧になったり、途中で音程が不安定になったら、1人ずつでも演ってチェック。

*オリジナルの基礎練習はいろんなパターンを用意していますが、ここ最近は「楽器の鳴りのキャパシティを感じ取る」という意味で、ダイナミクス(強弱)の練習をしています。


〔10:50〜 35分間〕

基礎練習『アーバン金管教本』の最初の練習曲#28(6/8拍子) 半音階#3(一段1フレーズずつ分割して) 1人ずつチェック→#28完了、#3次回再トライ。

*やはり王道の「アーバン」は誰もが必ず通る道。初心者向けに簡単にアレンジしたバージョン(輸入版)を一通り終えて、標準版に挑戦しているのですが…これは真剣に取り組むと、かなり手応えあります!


ーーー休憩11:25〜  10分間ーーー

*こちらの教室はカフェでもあるので、レッスンはワンドリンク付き!音楽談義しながらひと息入れます。トランペットは常に"バテる"楽器なので、こういう時間も重要ですね。今日の話題は、たまたま教室にあった管楽器専門誌『パイパーズ』のバックナンバーより。


〔11:35〜 15分〕

レッスン課題曲「But Not For Me」CD伴奏に合わせて1人ずつ挑戦 →難易度高くて苦戦…

*グループレッスンでやる課題曲は、原則として2ヶ月で2曲。生徒さんたちの希望曲も取り混ぜて、CD伴奏付きを1曲+ピアノ伴奏やアンサンブルアレンジものを1曲。ジャンルは、ポピュラーにクラシック、ジャズと幅広いです。


〔11:50〜 10分間+α〕

レッスン課題曲「When The Saints Go Marchin' In」メロディーに合わせる伴奏パートを作ってくる課題の説明

今後の課題曲の希望を聞く→"ディキシーランドジャズのレパートリーを増やしたい"  "流行りの曲よりもオシャレなジャズを演りたい"

*このクラスのレベルと希望にあるような曲集を、次回までに探して提案する予定です。



生徒さんたちは日々忙しい中で個人練習を重ねてきているので、レッスンで1曲でも出来が良いとやっぱり嬉しいものです。

そういう"やりがい"の経験が、発表会などの節目でも、必ず感じられる瞬間があります。

それを感じてしまうと、教える方としても"やめられまへんな〜"となるわけです。


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こちらののトランペット教室の会場「ミュージックラフト」(大阪難波)の情報は↓

http://jazz.saloon.jp/web/musicraft/



管楽器専門誌『パイパーズ』の情報は↓

http://www.pipers.co.jp

プチび〜たの巻

週末から週明けにかけて4日間ほど、らっぱを担いで家を空けました。

ちょっとした演奏旅行、ミュージシャンの言う「び〜た」というやつです。



ギョーカイの専門用語って、言葉を逆にしたり入れ替えたりで出来ていて、音大時代に身につけましたが、今はあんまり言わないんですかね〜???

(例)

演奏旅行→旅→び〜た

食事→飯→し〜め

宴会→飲み→み〜の

お手洗い→トイレ→いれと

うん、けっこうダサい感じかもしれません…




土曜日は「横浜ジャグバンドフェスティバル」に出演しました。

ジャグミュージックは、ジャズとはちょっと違いますが、まあ親戚みたいなものということで。

ニューオーリンズの街角で演奏してるようなストリートミュージック」を標榜しているわがバンドには、こういう明るい雰囲気のフェスティバルでの出番が似合っています。

オールドジャズユニット Street No Chaser でのエントリー、参加ももう3回目です。

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日曜は東京都内で、私が尊敬するトラッドジャズトランペットの名手であり師匠である、下間哲さんの個人レッスンを受け、そのあとセッションライブのお供をしました。

トラッドジャズの魅力は、メロディーをいかに歌って共演プレイヤーとお客様を惹き込むか、これに尽きると改めて実感。

そのために、楽器の持つリッチで繊細なサウンドを最大限に生かすこと…

このセッションライブは、東日本大震災復興のためのチャリティーイベントだったのですが、音楽の持つ力を感じたひとときでした。

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日曜夕方〜月曜日中は、移動しながらプライベートで観光。(これが結構な大移動だったのですが、内容は割愛)

月曜夕方には、京都でビッグバンドのリハーサル。さすがに疲れで調子はイマイチ…と思いきや、自分比でまずまず集中出来ていたので、良しとしよう。

自分の出来ていないところの洗い出しはできたし、要個人練習!



そのまま京都市内の実家に泊まり、火曜は実家のスタジオで、個人レッスンのお仕事。

最近厳しい内容のレッスンが続いていただけに、思ったより出来が良い生徒さんのプレイが内心嬉しかったり。こういう時はやっぱりやりがいを感じますね〜

私自身は、今度こそ疲れがきていてちょっとらっぱの反応が鈍くなってはきていたものの、レッスン自体は充実のうちにお開きに。




たまには、こんなテンコ盛りのスケジュールも良いのかもしれません。

家に帰ってリラックス、昨日はヨガですっきりリフレッシュ、また次の週末の本番に向けて頑張れます!




今年は終わってしまいましたが、15回目を数えた「横浜ジャグバンドフェスティバル」の情報は↓

http://jugbandfes.blogspot.jp/2016/02/yokohama-jugband-festival-vol15.html?m=1



私が今回、東京の麻布十番「コージーサークル」さんでお邪魔したチャリティーイベントの情報は↓

https://m.facebook.com/masao.tarui/albums/838887362889754/?ref=bookmarks&mds=%2Fmessages%2Fcompose%2Fdialog%2F&mdf=1

このイベントは東日本大震災発生の翌々月から欠かさず毎月開催・寄付をされているそうです。

お一人の入場が千円で、聴くだけでも一曲参加もOKだそうですので、お近くの方はお気軽に是非いらしてみて下さい。



私が参加しているビッグバンド「坂晃とハバネロジャズオーケストラ」の次回公演、4/29 京都祇園シルバーウイングス については↓

https://m.facebook.com/events/940822486012903?acontext=%7B%22ref%22%3A5%2C%22action_history%22%3A%22%5B%7B%5C%22surface%5C%22%3A%5C%22page%5C%22%2C%5C%22mechanism%5C%22%3A%5C%22main_list%5C%22%2C%5C%22extra_data%5C%22%3A%5B%5D%7D%5D%22%7D&aref=5

3月の演奏レビュー②:ビッグバンドジャズ

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未だに折に触れ実感すること。

トランペットという楽器には、調子の良い日悪い日が必ずあります。

本番の日にピーキングするように意識しているものの、体調が良くなかったり、譜面を書くのに時間を取られたり、日々の生活に追われたり…思い通りに練習や準備がいかないこともあります。

わりとユルい気持ちでいて自分でも驚くくらい音がキマる日もあれば、万全の態勢で気合い入れて臨んでも吹く音吹く音がプスプス外れる日もある。


ジャズピアニスト山下洋輔さんのインタビューにも、同じようなことが書いてあったのを思い出します。「毎日ジョギングして食べるものにも気を使って、と万全で臨んだステージが上手くいくとは限らない。体調が悪くて気分がのらないで迎えた本番が、始まってみれば素晴らしく出来上がったりもする」と。


そんな中で学んだことは、調子の上がり下がりで、一喜一憂しないこと。

良い時も悪い時も、自分がこれからちょっとでも良くなるためのチャンスととらえること。


というわけで、遅ればせながら3月にあったビッグバンドの本番を少し振り返ります。

ジャズオーケストラとかフルバンドとも呼ばれる、20人規模のバンドです。


私は、15年ほど前にも幾つかのビッグバンドに誘っていただいて参加したことがあるのですが、自分の力不足もあってなかなか馴染むことができず。コンディション不良に陥って、本業のトラッドジャズの演奏にも差し障りが出るようになってしまい、結局どのバンドも辞めてしまいました。

それ以来、ビッグバンドに苦手意識が…


去年の秋に、先輩トランペットプレイヤーが率いる地元のビッグバンドのライブを聴いて、誘っていただいたのをきっかけに、ビッグバンドでのプレイに再チャレンジすることとなりました。


3月のライブは、私が参加する3度目の本番でしたが、なんか自分の弱点がわかってきた気がします。

なんだか今更ですが、結局平常心で吹けていないんですね〜

余計な力が入るというか、焦ってしまうというか、エエカッコしいをしてしまうというか…

もっと初心に返って真摯に取り組まないと、です。


学生さんなど若いメンバーも多く、レパートリーも多岐にわたって新鮮で、刺激の多い良いバンドです。

せっかく挑戦の場を与えていただいているので、精一杯自分の音と向き合って、ステップアップしたいと思います。

もちろん、楽しんで!!!


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本番前リハーサルの様子

ビッグバンドでは、トランペット⇆フリューゲルホルンの持ち替え、ミュートも3種類以上、譜面に譜面台、楽器スタンドと、荷物が多い!

本番前に立ち寄ったコンビニの店員さんに「ご旅行ですか?楽しんで来て下さいね〜」などと声かけられたこともあります…


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このビッグバンド「坂晃とハバネロジャズオーケストラ」通称「バンフルバン」の情報は↓


https://m.facebook.com/Banfullband?ref=feed_chaining