rappappanekoの日記

松原あおいのトランペットよもやま話

らっぱ三昧 その3

振り返ってみて、今年の9月最終週から12月最初の週まで2ヶ月半のあいだ、毎週末何かしら本番があって忙しかったです。

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観光客のための営業演奏、自分の企画イベント(ライブ、クリニック、コンサート)、ビッグバンド定期演奏会、ジャズフェスティバル参加、マリアッチ(メキシコ音楽バンド)、自分リーダーバンドのライブ、ハロウィンやクリスマスなどシーズンイベントの依頼演奏

主に関西圏(大阪、京都、滋賀、兵庫)でしたが、名古屋、松本、東京にも遠征しました。

そして合間には、通常のレッスン仕事や、ライブを聴きに行ってのセッション参加も、多々ありました。


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忙しくてなかなか自分のペースで練習が出来なかったのですが、その分、限られた時間での練習の仕方やコンディショニングについて、考えて実践する良い機会にもなりました

上手くいったこともいかなかったことも、全て今まで自分が積み上げてきたことの成果だったと、手応えを感じると共に反省しきりです。


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また、たくさんのプレイヤーさんやお客様と交流が持つことが出来て自分の世界が広がったことは本当に嬉しく、これからの私自身の活動の励みになり、生徒の皆さんにも良い形で還元されてゆくといいな、と心から思います。


今まで以上に、音楽の持つ力、音楽を通して成長することを感じた秋シーズンでした!

ミニコラム vol.9 トラディショナルジャズの取り組み

「京都七条トラッドジャズ」というイベントを3年前の夏から続けています。

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それまで、私が生まれ育った地元京都で、私自身がライフワークと思っているトラディショナルジャズという音楽の魅力を、生演奏で楽しんでいただけるような時間を持ちたいと、心のどこかで思っていました。

仕事で演っていたディキシーのバンドを一区切りつけ、ジャズの生まれ故郷ニューオーリンズでのフェスティバルに参加する機会を得たのが、今から6年半前。

未だ未だながら、この自分の経験を生かして何かできないかと考えていました。

いろいろなプロセスがあって、地元で協力してくれる方もあって、形になったイベントのシリーズです。

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基本は二ヶ月に一度のライブで、レギュラー出演の関西のバンド(私もメンバーとして参加)に加えて、可能な限りゲストプレイヤーに入っていただいたり、ゲストバンドにタイバン形式で出演していただいています。

また、定例イベントライブ以外に、別会場で特別企画コンサート、クリニックなどを開催することもあります。

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一応トラディショナル(=トラッド)ジャズということで、古いスタイルのジャズとそれに連なる音楽をラインナップしています。

ニューオーリンズジャズ、ディキシーランドジャズ、スウィングジャズ、ゴスペル、ブルース、ラグタイムなどなど普段馴染みがないように思うジャンルかもしれませんが、聴いていただくと親しみが湧くような古き良き時代のジャズ、といった趣向です。


演奏者もアマチュアのみならず時にはプロフェッショナルプレイヤーも招き、楽器編成もバラエティー豊かで、飽きずに聴いていただけるステージングを心掛けています。

トランペット、コルネットクラリネット、ソプラノ・アルト・テナー各種サックス、トロンボーンアコースティックギターバンジョーウッドベース、チューバ、ピアノ、ウォッシュボード、ドラム、そしてボーカル。。。


ミュージシャンも関西のみならず、東京方面からお呼びすることもあります。セッションに参加していただくお客様も含めるとずいぶん遠方からの方もいらっしゃいます。

福井、広島、宮崎から、旅行や帰郷を兼ねて訪ねてくださる方も。

こうなってくるとSNSでの情報発信・受信は重要になってきますね!実際Facebookやブログなどで繋がったご縁で来て下さる方もおられます。


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振り返ってみると、音楽的な経歴も様々なオーディエンスやミュージシャンが老若男女、「トラッドジャズをライブ(生演奏)で楽しむ」という一点で繋がって拡がって、という私の目指すところが、少しずつですが実現してきていて、嬉しい限りです。

これまでも試みてはきましたが、各回のライブやコンサートあるいはステージで、テーマ性を持った選曲でプログラムを組んだり、より魅力的な企画にしていきたいです。

思いついたアイデアをメモって練ったりするのは、楽しくやり甲斐のある作業です。


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京都地元の方、関西圏の方はもちろん、観光や旅行で京都にいらっしゃる方々、皆さんに気軽に来ていただける楽しいイベントを通して、生演奏の楽しみ、トラッドジャズの魅力をもっと発信していきたいです。

興味をお持ちの方は是非、お気軽にご来場いただければ幸いです。

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「京都七条トラッドジャズ」の情報は、こちらにアクセスして下さい♪



https://www.facebook.com/Kyoto7JouTradJazz/

ミニコラム vol.8 コルネットのケース

昨年の夏にコルネットを衝動買い?!してしまい、基本的にトラディショナルジャズの本番はこれでこなしています。

自分でも、バックの楽器がこんなにお気に入りになるとは、思いがけず嬉しい展開です。

周りの評判も良くて、この秋には師匠にも「良く鳴るようになってきたんじゃない」と言っていただけるようになりました。


前にも当ブログにも掲載していましたが、バックのもともと楽器に付いている純正品のケースというのが、これがビジュアルはカッコ良くて、私好みの少しオールドファッションで重厚な造りなのですが、何しろ重い!!!

頑丈という意味では、楽器の保護性能はばっちりのハードケースですが、この重量では移動が大変ショルダーストラップも無くて手も塞がる。

12日でもフェスティバル演奏などで歩き回ったりすれば、肩が脱臼するんじゃないかというくらい痛みます。


コルネットの専用ケース自体があまり出回ってない上、私のコルネットはこだわって探して購入した「ロングタイプ」。ショートコルネットとは微妙に管の巻きの形が異なっていて、実は市販のものはなかなか合わないのです。


家にある古いトランペット用の軽量ハードケースの中身に、ウレタンを形に合わせて切ってクロスを貼ったりもしてみましたが、私が細工物が苦手なのもあって、ちょっと使い勝手が悪い。ロングタイプなせいもあって、ケースの中でどうしても斜めにポジショニングしてしまうんですね~


で、ある時ふと思いついた。別の用途の保護バッグ的な何かで代用できないかとカメラとか?

コルネットの長さをきちんと測って、家電量販店などあちこち見て回って購入したのがこれです。

背中に背負うタイプのカメラケース。お値段も手頃。


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もちろんソフトケースに準ずる造りなので注意は必要ですが、造り自体は立体的にしっかりしています。基本的に背負っているので、楽器にダメージありそうな衝撃があれば、私自身も感じるでしょう。混雑している電車の中では、前に掛けて守ります!


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内部の間仕切りを移動させて、出来るだけ弱そうな部分を保護して、かつ圧迫しないような配置にしました。どうしても隙間は空くので、クッションを作るか、今後何らかの方策は必要かもしれませんが。

以前のトランペットケースで、朝顔部分を保護するために作ったクッションをはめて、バックの楽器に付属している楽器収納用の巾着袋に入れます。


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何と言っても軽い!持って出かけて途中でふと「楽器入ってるんだろうか?」と心配になるくらいです。両手も空くので、快適です~

ミニコラム vol.7 楽器Tシャツ

今年は、Facebookでの交流も充実させようと、いくつかグループにも参加しています。


ちょうど「トランペット総合研究部」なるグループに参加し始めた頃に、やたらグループのメンバーの皆さんが「私も買いました」「私もゲット!」「売り切れていて残念」などアップされているので、何のことかと思ったら


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イオンで販売されている「企業コラボTシャツ」のバックトランペットのTシャツでした!

私もさっそく出かけて行って買いました。ミーハー!

永らくバック製の楽器は使ったこともなかった私ですが、去年にバックユーザーデビューを果たしたので、堂々と。と言っても、愛器はコルネットなんですが


この企業コラボTシャツ、1枚税抜き¥980-とお求め易く、サイズも一通り揃っているので、家人とともにまとめ買いしました。

私のは、バックのトランペット、ホルトンのホルン(中学時代はホルン吹きでした)。

うちの人のは、コーンのトロンボーン、そして写真にはありませんがラディックのドラムセット(トロンボーンとドラムに憧れアリ、ただし楽器は何もやらない人です)。


余談ですが、企業コラボの種類は多方面に渡っていて、食品メーカーや文具などいろいろあって、着るのにはちょっと勇気のいるデザインも。

楽器もちろん金管楽器だけではなく、木管楽器やギターなんかもありましたね~


そしてちなみに、私はFacebookでは、「ビンテージトランペットクラブ」「日本ジャズコルネット協会」「TrumpetPlayerOnline.com」というのにも参加してますが、どちらも幽霊メンバー状態で。

これからちょっとづつ、かな~というところです。

ミニコラム vol.6 トランペットを吹いている時、後ろから…

もう一つ、今年のインターネット上の話題から。


某清涼飲料水のテレビCMで、校舎の屋上でブラスバンド部のトランペットなどを練習しているシーンがあり、ネット上などで批判を浴びていわゆる「炎上」、メーカー側の判断でCM放送が中止されたことがありました。

何が問題だったかというと、トランペットを吹く女生徒の背後から、友達が戯れて飛びついてびっくりさせる、という場面。

私自身も何度かテレビで見かけました。


何でもかんでもクレームした者勝ち、インターネットで記事になったり、コメントを集めたりブログで取り上げられたり、数の力でゲームのようにいろんなものの動向が決められてしまう風潮も、私としてはどうかと思うのですが、ここでは本題では無いのでここまで。

CM自体の放送を中止ということは、もちろんおそらくメーカーにも直接反響があったのだとは思います。

実際にCMに影響されて、同じようなことを真似してしまわないように、という配慮が理由であったのでしょう。


経験から言うと、トランペットに限らず管楽器全般、演奏している時に後ろから押されるのは非常に危険です。

トランペットの場合は、口の部分に強い衝撃があると、唇を介した状態で金属製のマウスピースが前歯に当たることになります。

場合によっては、唇がマウスピースと歯に挟まれて負傷、酷ければ歯が折れる可能性も想像するだけで痛そう

あるいは、びっくりして楽器を落としたりぶつけたり、ということも考えられます。


私自身は、軽くぶつけたことがある程度ですが、唇ちょっと傷ついて歯も痛かったです。。。

トランペットなど管楽器を吹かれる方、演奏中は近くでふざけたり暴れたりしないようにしましょう!


それにしても日本ではテレビCMは短いので、このようないろんなシーンを盛り込んだものでは、ほんの一瞬なので何が映っているか判断しにくいですね~。私自身はこのCM見ても、なんとなくのイメージでしか捉えていなかったので、ニュースになってから「なるほどこれは問題だ!」と思えるようになった次第です。


逆にいうと、校舎の屋上で友達同士でキャッキャ笑い合いながらトランペット練習爽やか&青春清涼飲料水、というイメージが一般的なものということですね。

アニメ「響けユーフォニアム」的な???

う~ん、もちろん私自身は青春もブラスバンドも遠い昔になってしまいましたが、らっぱ練習はひたすら地味でしんどいので、爽やかイメージは無いかな


でも、吹奏楽部は良い思い出です。

先日ライブで、思いがけず吹奏楽部時代の後輩たちが来てくれて、キャッキャしてしまいましたね~

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その時のライブの様子。

ミニコラム vol.5 ベル麻痺

今年を振り返ってインターネットでニュースを見ていて、気になる記事から。(元の記事は削除されたりしているので、概要のみです。記憶に基づいているので「フェイクニュース」にならないような記述をしています。)


芸能人が私生活や容姿についてあれこれ取りざたされるのは世の常ですが、私の印象に残ったのは、とあるハリウッド女優さんの健康状態についての告白記事。

私も好きな女優さんなのですが、健康美にあふれたルックスが激変して「激ヤセ」と言われるだけでなく、「ベル麻痺」を患っていたという話です。


ベル麻痺というのは、顔面の神経が麻痺して筋肉のコントロールが出来なくなってしまう病気です。

私がことさら「ベル麻痺」という言葉に反応してしまうのは、金管楽器奏者に散見される病気という認識があるからです。

確かかなり昔に、管楽器専門誌にも特集記事が掲載されていたと思います。


私の周りにも、ベル麻痺の疑いで楽器演奏が不調になってキャリアの危機に立たされた経験を持つプレイヤー(トランペット、トロンボーン)が、少なくとも45人は居ます。

中にはそれによって、演奏活動を諦めた方も

原因は不明、よってダイレクトに即効性のある治療は出来ないそうです。


このハリウッド女優さんの場合もですが、精神的なストレスが原因とも言われています。

真面目に楽器を極めようとする方が気持ち的にも追い詰められるような状況で、疲労の蓄積と相まって、発症する病気という印象があります。


少なくとも私の知っているケースでは、どうも練習をし過ぎるほど練習の虫で、疲労から回復することなく毎日練習をし続けて、この病気になる、というパターンのようです。

そして、音が出なくなって演奏の場から離れ、再び演奏のお仕事に復帰するまでは、本当にみなさんそれぞれ苦しまれます。仕事を続けられるかどうかは、周りの理解や運もあると思います。話を聞くだけで辛い


トランペットをはじめとする金管楽器は、毎日のトレーニングが欠かせないですが、そこはスポーツと同じ。練習方法のバランス感覚と、疲労からの回復のサイクル、はより上達するためのカギになりますね。


ちなみに私は、ベル麻痺にこそなりませんでしたが、「顎関節症」にはなりました。たぶん何か、トランペットを吹くことによる体への負担が原因だったと思います。今も、疲れている状態で欠伸などする時は、顎が外れないように要注意です。


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筆者近影

らっぱ三昧 その2

9月から10月初めにかけては、ラッパ演奏での出動は比較的少なく、そういう意味ではおとなしめな月でした。

台風のため、計画していたトランペット教室での公開合同レッスンもお流れになってしまい

その埋め合わせというわけでは無いですが、セッション参加の機会が普段より多く、またリハーサル時間が多い月でもありました。


その中でも、ビッグバンドのリハーサルと本番がメインの期間でした。

京都地元で、とある大学ビッグバンドの出身者や現役大学生が中心メンバーになっている楽団です。

もともと、古典的なのから現代的な作品、ソロフィーチャーやロック系フュージョン系前衛など、なんでも幅広いレパートリーを意欲的に取り入れています。(ボーカルものだけは何故か演りません。)


毎年10月に定期演奏会があり、今年は楽団設立10周年記念ということで気合が入っておりました。

普段から週1回以上、1回につき34時間のリハーサルは欠かさないところ、今回は6時間、8時間練習も!

本番には、3ステージ30曲近くを開演から終演まで4時間かけてたっぷりと!

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本番では、デキシー隊のデキシー隊の出番も!




いや~、本当に良い修行です。

スタミナを維持してペース配分を試行する上でも、譜面を読む訓練としても、また自分の中にこれまで取り入れてきた音楽性とは異なる新しい音楽世界を取り入れる上でも。。。

また、私自身の専門であってまたライフワークでもある小編成のトラディショナルジャズでは、なかなかトランペット同士が一緒に演奏する場面は無いです。同じ楽器同士が集まるビッグバンドでは、トランペットという楽器についての情報交換も自然と活発になるので、良い勉強の場でもありますね。


軽い気持ちで始めたバンド活動ですが、これからも自分のためにも続けていきたいです。



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写真は、ビッグバンドを始めてから必要にかられて、メンバーさんから安くで譲り受けたトリプルケース。ソフトケースなので楽器を保護するための強度という点では心配は拭えませんが、軽さと汎用性優先ということで

トランペットとフリューゲルホーン、それぞれの楽器スタンドと譜面台、譜面一式のファイル、そして多い時で45種類のミュート、全部が入ります。総重量はだいたい、10kg弱ぐらいです(家の体重計で計ったので正確ではないかもですが)